クルド難民デニズさんからご連絡いただいた支援関係の情報です。
【仮放免】
10月29日(木)はデニズさんの仮放免延長手続きの日でした。
東京入管に出頭したところ、無事に延長することができました。
次回の出頭日は12月3日(木)となっています。(写真撮影 中村隆介)
【裁判】
2020年11月13日(金) 朝10時00分~
クルド難民収容者暴行被害国賠訴訟 東京地裁103号法廷
東日本入国管理センター内でデニズさんが入管職員から受けた
暴行事件についての裁判です。
※103号法廷は東京地裁の中で一番傍聴席が多い法廷ですが、
コロナウイルス対策のため通常の3分の1ほどしか座れないそうです。
しかし、傍聴者が多ければそれだけ事件の重要さが裁判官に伝わりますので、
抽選になることもご承知いただきながら傍聴にお越しいただければと思います。
東京地方裁判所アクセス
https://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html
傍聴案内
https://www.courts.go.jp/tokyo/kengaku/kozin_boutyou/index.html
【シンポジウム】※詳細につきましては主催者にお問い合わせください。
オンラインシンポジウム
「法改正の前に!『入管収容の徹底検証』
-国連恣意的拘禁ワーキンググループ意見を題材にー」
※当日は先着順で500名まで参加できます。
詳しくはこちら↓
https://www.toben.or.jp/know/iinkai/foreigner/news/1030112.html
日 時 2020年11月2日(月)午後6時00分~午後8時00分
場 所 Zoomウェビナーによるオンライン開催
参加方法 当日、開始時間になりましたら、下記URLへアクセスしてください。
※先着500名。
https://zoom.us/webinar/register/WN_OhQov27BQ-Khw5AF29MfKA
参加費 無料
プログラム
1.国連恣意的拘禁ワーキンググループ意見の報告
鈴木 雅子 氏(東京弁護士会会員)
髙田 俊亮 氏(第二東京弁護士会会員)
2.通報当事者インタビュー
デニズ 氏(通報当事者)
3.国際人権法から見た日本の入管収容
申 惠丰 氏(青山学院大学教授)
4.質疑応答
内 容
昨年の入管の長期収容に反対する大規模なハンガーストライキ、
大村入国管理センターにおける被収容者の餓死事件を受けて、入管収容
への問題意識が高まりましたが、今秋、政府は入管法の大幅改正へ舵を
切ろうとしています。
しかし現在、報道されているような政府の改正方針は、人権保障に則っ
たものでしょうか。
国連には「恣意的拘禁ワーキンググループ」というテーマ別特別手続が
あり、あらゆる種類の身体拘束について個人通報を受け付けています。
昨年、ハンガーストライキに参加した入管被収容者2名の個人通報に対し、
ワーキンググループは今年8月28日、「日本の入管収容は国際法に違反
する」という、入管分野に関して初の意見を採択しました。
本シンポジウムでは、今回のワーキンググループの意見を題材に、現在の
入管収容の実態と、今、行われようとしている入管法改正方針の問題点に
ついて考えます。
主催 東京弁護士会
問合せ先 東京弁護士会 法律相談課 TEL:03-3581-2206