クルド人難民Mさんを支援する会

日本で難民申請をしているクルド人の難民Mさんとご家族を支援する会のブログです。

【緊急のお知らせ】次男と妻の在留資格の申請に不許可の結果が出ました

当会で支援をしておりますトルコ国籍クルド難民Mさんの妻と次男(未成年)について、

昨日、在留資格申請の結果が出ましたので緊急でお知らせさせて頂きます。

 

次男の高校進学決定を受け、9月26日に東京入管にお子さんは「留学」、お母さんは

「特定活動」の在留資格の申請を行いました。

東京入管から呼び出しを受け、10月4日にご家族が赴いたところ、なんと2人とも

「不許可」を告げられてしまいました。

現在、出国期間として30日間だけの在留を認められ、11月3日までに出国するように

と言われています。

次男は既に高校に入学しており、学校生活を楽しみにしています。子どもの学ぶ権利を、

ぜひとも尊重して頂きたいと思います。

また、トルコは昨年の大地震からの復興が進んでおらず、現地では仮設住宅を希望して

もいまだに支給されていない人が多くいます。目の難病を抱える母親と未成年の次男が

帰国して仮設住宅を希望しても、提供されない可能性が極めて高く、トルコで生活する

ことはできません。

写真は、トルコの被災地の状況です。

仮設住宅であるコンテナハウスや、テントで暮す人が今も多くいます。(2024年9月上旬撮影)




東京新聞が速報を出して下さいましたので、ぜひご覧下さい。

 

「妻と次男はトルコの仮設住宅に入れば」 東京入管、在留資格認めず

クルド人Mさん一家は離散するしかないのか?

東京新聞 2024年10月4日 20時32分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/358496

 

また、皆様に緊急署名をご協力頂いていますが、引き続き集めて参りますので、

何卒、ご支援・ご協力をお願い申し上げます。

 

【緊急署名】家族をバラバラにしないで!トルコ大地震で住む家を失い、

日本に身を寄せているクルド人母子に在留資格を!

https://chng.it/T7XFXs6kq7

(第四次集約) 2024年10月20日(日) 23時00分  締切

 

現在、オンラインだけでも 18,213人が賛同署名をして下さっています

(2024年10月4日9時00分現在)。

9月26日に東京入管でオンライン、手書きを合わせて16,582人の署名を提出しました。

 

私たち支援会は、母子の在留資格を粘り強く求めていきます。

どうぞ引き続きご協力をお願い致します!

 

クルド人難民Mさんを支援する会 一同

妻と次男が東京入管に在留資格を申請!署名1万6582筆も提出しました!

いつもお世話になっております。クルド人難民Mさんを支援する会の事務局です。

当会で支援をしておりますトルコ国籍クルド難民Mさんの妻と次男(未成年)について、

新たな取り組みを致しましたので、お知らせさせて頂きます。

 

既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、Mさんのご家族は昨年2月に発生した

トルコ大地震で被災し、住む家を失ってしまいました。親戚も皆被災しており、身を寄せ

る場所がかったため、ご家族は父親であるMさんを頼って日本に避難して来ました。

 

ご家族は努力を重ね、この1年半の間に4人のお子さんのうち3人については就労や留学の

在留資格を得ることができました。

しかし、妻と次男(未成年)については、来日以来、延長が認められていた短期滞在の

在留資格が9月上旬に「これ以上の延長は認められない」と告げられ、10月4日までに

出国するようにと言われてしまいました。

 

私たちは9月16日から緊急署名「家族をバラバラにしないで!トルコ大地震で住む家を

失い、日本に身を寄せているクルド人母子に在留資格を!」を作成し、署名を集める

活動を始めました。

オンライン署名サイト https://chng.it/T7XFXs6kq7

オンラインや街頭で集めた署名には1万6千人以上の方が賛同して下さいました。

 

署名活動に全力で取り組んでいる間に、何と次男の高校進学が決定しました。

そこで、私たち支援会は9月26日にご家族と共に東京入管を訪れ、次男については

「留学」、妻については未成年である次男の監護や養育のための「特定活動」の

在留資格を申請しました。署名16582人分も一緒に提出を致しました。

 

まだ、申請を出したばかりであるため、予断を許さない状況が続きますが、

私たちはMさん家族が安心して日本で暮らせるよう引き続き取り組んで参ります。

 

東京新聞が詳報して下さいましたので、ぜひご覧下さい。

川口のクルド人家族「一緒にいさせて」 妻・次男の新たな在留資格申請

署名1万6500筆も 東京新聞 2024年9月27日

https://www.tokyo-np.co.jp/article/356845

※こちらの記事はwebのほか、9月27日の東京新聞の朝刊(埼玉版)と夕刊にも掲載されております。

 

また、署名も引き続き集めております。ぜひ今後もご注目頂けますよう、

よろしくお願い申し上げます。

【緊急署名】
家族をバラバラにしないで!トルコ大地震で住む家を失い、
日本に身を寄せているクルド人母子に在留資格
https://chng.it/T7XFXs6kq7
(第三次集約)2024年 10 月 3 日(木)23時00分 締切

 

 

【署名の締切日を延長しました】(第二次集約)2024年9月26日(木)23時00分 締切

お陰様で非常に多くの方に署名にご協力頂き、オンラインだけで 13,022人もの方にご賛同頂きました!
現在、提出日を調整中です。締め切りを延長しましたので、引き続きご協力をお願い致します!

https://chng.it/T7XFXs6kq7

(第二次集約)2024年9月26日(木)23時00分 締切

chng.it

 

【緊急署名のお願い】 家族をバラバラにしないで!トルコ大地震で住む家を失い、 日本に身を寄せているクルド人母子に在留資格を!

【緊急署名のお願い】

下記サイトからお願い致します。近日、東京入管に在留資格の申請を行います。

https://chng.it/T7XFXs6kq7

法務大臣出入国在留管理局長、東京出入国在留管理局長に、下記を求めます。
1.    Mさんの妻と次男に中長期的に滞在できる在留資格を許可して下さい。

(第一次集約) 2024年9月20日(金) 午前9時00分 締切  

オンライン署名 · 【緊急署名】家族をバラバラにしないで!トルコ大地震で住む家を失い、 日本に身を寄せているクルド人母子に在留資格を! - 日本 · Change.org

 

クルド人難民Mさんとご家族を支援して下さっている皆様へ。
いつも温かなご支援を頂きまして誠にありがとうございます。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、現在Mさんとご家族は極めて厳しい状況に直面しています。皆様のお力添えをいただきたく、緊急署名の協力をお願い致します。
昨年2月にトルコで発生した大地震で被災し、住む家を失ったMさんのご家族が、父親であるMさんを頼って来日して1年半が経ちました。
様々な困難に直面しましたが、12年ぶりに日本で暮らすご家族は、力を合わせて新しい生活を安定させようと頑張ってきました。努力が実り、4人のお子さんのうち3人は、就労や留学の在留資格を得ることができました。
しかし、妻と次男(未成年)は短期滞在の在留資格の更新を続けてきたところ、9月上旬に東京入管で「これ以上の短期滞在の延長は認められない」と在留資格の更新が認められず、「10月4日までに出国するように」と告げられてしまいました。
Mさんの妻は視野が狭くなる目の難病を患っており、現在、定期的な通院と診察、服薬を続けています。家族の介助なしには外出ができない状態です。
未成年の次男は、今春、地域の中学校を卒業し、現在は日本での高校進学を目ざして勉強中です。

トルコの大地震で被災した地域は未だ復興が進んでいません。ご家族の住んでいた共同住宅地震で大きく損壊したため、政府によって9月上旬に取り壊されました。親戚も皆、被災しており、目の病気を患う妻と未成年の次男は、帰国しても住む家も頼れる人もいない状況です。
更に、住んでいた街では今なお地震が続いており、2人がそのような場所で暮らしていく事は極めて困難であることは明らかです。

Mさんのご家族は、家族一緒に日本で暮らすことを希望しており、私たち支援会も道を探し続けています。
行政書士の方と相談の上、近く中長期的に滞在できる在留資格の申請を行うことになりました。
離散の危機に直面して、Mさんとご家族は「もうばらばらになりたくない」と眠れない日々が続いています。
ぜひとも、妻と次男が日本で暮らし続けていけるように、在留資格を求める緊急署名にご協力をお願い致します。また、ご友人や知り合いの方にも、家族離散の危機をお伝えいただき、署名の輪を広げていただけないでしょうか。
詳しくは、東京新聞が報じていますので、ご参照ください。

クルド人家族「またバラバラに」 全員再会から1年半、10月に離散の危機が迫る
迫害、2度の震災も逃れたが… 東京新聞 2024年9月9日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/353025

                                       

法務大臣出入国在留管理局長、東京出入国在留管理局長に、下記を求めます。
1.    Mさんの妻と次男に中長期的に滞在できる在留資格を許可して下さい。

【緊急署名のお願い】下記サイトからお願い致します。近日、東京入管に在留資格の申請を行います。https://chng.it/T7XFXs6kq7

(第一次集約) 2024年9月20日(金) 午前9時00分 締切  

 

今年9月上旬、トルコでMさんの家族が住んでいた共同住宅は損傷がひどかったため、
トルコ政府によって取り壊されてしまいました(こちらの写真は近隣の方が送って下さいました)。

 

【寄付のお願い】
クルド難民Mさんとご家族の「手術代・医療費・学費」支援にご協力ください。
今年4月に骨折したMさん(仮放免中)の手術代や病気治療のための医療費、妻の目の難病のための医療費、長男の日本語学校の学費、次男の学費などに使用させて頂きます。
仮放免や短期滞在中は就労が認められておらず、健康保険などの社会保障も使用できません。
何卒ご支援をお願い致します。
■寄付の振込先 中央労働金庫 一ツ橋支店(普通)4360458
        口座名:クルドジンナンミンエムサンヲシエンス
■クレジットカードでのご寄付

https://syncable.biz/associate/kurdmsan 

 

【ご報告と緊急のお知らせ】Mさん家族が離散する危機に直面しています

クルド人難民Mさんとご家族を支援して下さっている皆様へ。
いつも温かなご支援を頂きまして、誠にありがとうございます。
ご報告と緊急のお知らせがございます。
昨年2月にトルコで発生した大地震で被災し、家を失ってしまったMさんのご家族が、父親であるMさんを頼って来日して、1年半が経ちました。
このかん、ご家族は力を合わせて、日本での生活を安定させようと頑張って来ました。
努力が実り、4人のお子さんのうち3人については、就労や留学の在留資格を得ることができました。
しかし、妻と1人のお子さん(未成年)については、9月上旬、入管から10月4日までに出国するように告げられてしまいました。
Mさんのご家族は、家族一緒に日本で暮らすことを希望しており、私たち支援会も道を探し続けています。
家族が離散する危機に直面しています。
ぜひともご注目頂けますよう、よろしくお願い致します。

東京新聞が詳報して下さいました。
本日(9月9日)の夕刊紙面とwebサイトに掲載されています。
ぜひ、ご覧下さい!

クルド人家族「またバラバラに」 
全員再会から1年半、10月に離散の危機が迫る 
迫害、2度の震災も逃れたが…
東京新聞 2024年9月9日 17時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/353025

 

【寄付のお願い】

Mさんとご家族の「手術代・医療費・学費」支援にご協力ください。

今年4月に骨折したMさんの手術代や病気治療のための医療費、

妻の目の難病のための医療費、長男の日本語学校の学費などに

使用させて頂きます。

■寄付の振込先 中央労働金庫 一ツ橋支店(普通)4360458

        口座名:クルドジンナンミンエムサンヲシエンス

■クレジットカードでのご寄付

https://syncable.biz/associate/kurdmsan

緊急寄付キャンペーンのお礼とご報告

【緊急寄付キャンペーンの報告とお礼】
クルド人難民Mさんを支援する会では、Mさんとご家族の医療費や学費の支援のために、2024年6月14日~7月31日にかけて緊急寄付キャンペーンを実施しました。
多くの方からMさん家族の支援のためにご寄付を頂けましたことを心から感謝申し上げます。
遅くなりましたが、ご協力頂いた皆様にお礼と報告をさせて頂きます。

今回の寄付キャンペーンでは、syncableのキャンペーンサイト
(https://syncable.biz/campaign/6062) 経由で
70人の方から795,669円のご寄付いただきました(syncableの使用手数料
96,278円を除いた699,391円を支援会への寄付として頂く形になります)。

支援会の口座には13人の方から167,000円のご寄付を頂きました。

合計で83人の方から962,669円 のご寄付を頂きました。
温かなご支援、誠にありがとうございました。

目標金額の250万円には届きませんでしたが、手術代や学費などを分割払いに
してもらうことによって、当面、必要となるお金を賄うことができました。
皆様から頂いたご寄付はMさんの骨折の手術代や、妻の目の病気の診察代、
お子さんの日本語学校の学費などに大切に使用させて頂きます。

皆様の温かなお気持ちに心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
これからもMさん家族が安心して日本で暮らせるようになるまで、
支援を続けてまいりますので、どうぞ引き続き見守って頂けますよう
よろしくお願い申し上げます。
2024年8月5日
クルド人難民Mさんを支援する会 支援者一同

【Mさんとご家族からのお礼のメッセージ】

Mさんより
「今まで寄付に参加して下さった方々に、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。」

Mさんのお子さんより
「感謝の気持ちでいっぱいです。私の心の中で、これはとても意義の深い事だと
思いました。
今、クルド人の関係で人々の目が厳しくなっている状況にもかかわらず、こんなにも
たくさんの方々が私たちのことを信じて、寄付をして下さったのだということを、
心から感じました。感謝してもしきれません。ありがとうございます。」

Mさんのお子さんより
※手書きでお礼のメッセージを書いて下さいました。
「寄付をして下さった皆さんへ
私たち家族のために寄付をして下さり、本当にありがとうございます。
私たちはこれからも家族で力を合わせて、頑張っていこうと思います。
応援して頂き、本当にありがとうございます。」

300人以上にご来場頂き無事に終了しました!写真展「在日クルド人は今 ー送還の危機に立たされるクルド難民とトルコにおける抑圧」



写真展「在日クルド人は今 ー送還の危機に立たされるクルド難民とトルコにおける抑圧」は、お陰様で無事に終了しました。
6日間の写真展を通じて、300人以上の方にご来場頂きました。
たくさんの方にお越し頂き、大変嬉しく思いました。本当にありがとうございました!

在日クルド人に対し、かつてないバッシングが行われています。クルド人コミュニティのある埼玉の川口や蕨では、ヘイトデモが繰り返され、SNSでは事実に基づかないデマ情報や誹謗中傷が溢れ返っています。
 しかし、こんな時だからこそ、支援者として正しい情報を発信していかなければならないと思いました。
写真家の鈴木雄介さんには、日本で暮らすクルドの人々の日常生活の写真をご提供頂きました。躍動感溢れる写真に、多くの来場者が見入っていらっしゃいました。とりわけメインビジュアルを飾って下さった小学校の入学式を終えたクルドの母子の写真は、たくさんの方がとても素晴らしいと、口々に仰っていました。
また、ヘイトスピーチ現場の様子を生々しく捉えた貴重な写真もご提供頂きました。
支援団体の「在日クルド人と共に」の皆さんには、写真パネルの貸し出しをはじめ、多大なご協力を頂きました。
クルド人写真家のレフィク・テキンさんからは、トルコでクルド人が差別や迫害されていることを示す数々の写真をご提供頂きました。2014年のコバニ事件、それに続く2024年のクルド人政治家への不当判決、2015〜2016年のジズレをはじめとするクルド市民の虐殺、失踪するクルド人クルド の人々の暮らし、ダムに沈むクルド の村など。
日本ではまだまだ知られていないクルド難民問題ですが、レフィクさんの写真のお陰で、クルドの方々がなぜ遠い日本に逃れてくるか、ご理解頂けたと思います。
ジャーナリストの樫田秀樹さんには、クルド難民デニスさんの長きにわたる闘いを記録した貴重な写真をご提供頂きました。入管収容施設内で受けた集団暴行についてデニスさんは裁判で闘い続け、遂には最高裁にまで上告しました。
日本の入管収容の問題点を裁判を通じて告発し続けるデニスさんの闘いに引き続きご注目下さい。
クルド難民Mさんとそのご家族には、多数の写真やお子さんたちが書いた日本語の手紙などをご提供頂きました。トルコと日本での暮らしや、迫害と2つの地震に翻弄された思いをお聞かせ頂いたことで、私たち支援会メンバーもより理解を深めることができました。Mさんの腕の骨折や、妻の目の病気、お子さんの日本語学校の学費の工面、短期滞在資格の延長など、緊急に取り組まないといけないことが多数あります。Mさん家族だけでは到底乗り越えられないことばかりで、支援の必要性を痛感しました。
現在、緊急で寄付キャンペーンを行なっていますので、ぜひご協力頂ければ幸いです。

【緊急キャンペーン】Mさんとご家族の「手術代・医療費・学費」緊急支援にご協力ください!
■銀行振込 中央労働金庫 一ツ橋支店(普通)4360458 
■クレジットカードでのご寄付はこちらから。
目標:250万円(キャンペーン期間:開始日2024年6月14日~終了日7月31日)
   特設サイト 

https://syncable.biz/campaign/6062/

今回、多数のボランティアの方々に助けて頂き、写真展を無事に終了することができました。在日クルド人へのヘイトが急増しているため、警戒の為の見守りに、多くの方に在廊をお願いしました。
駆け付けて下さった皆様に、心より御礼申し上げます。
入管法の改悪により、クルド難民をはじめ日本で難民申請をしている方々は更なる危機に立たされようとしついます。
写真展を通じて、クルドの方々の日常や取り巻く状況を知って頂き、多くの方が心配し、心を寄せて下さいました。
私たちはこれからも地道に発信を続け、共生への道を見つけていきたいと思います。
 
世界難民の日企画 難民・入管問題 写真・パネル展

「在日クルド人は今 ー送還の危機に立たされるクルド難民とトルコにおける抑圧」

開催期間:2024年6月17日(月)~ 6月22日(土) 13:00~19:00 (最終日は17:00まで)

会場:日本教育会館1階 一ツ橋画廊 
   (東京メトロ半蔵門線・都営新宿線都営三田線神保町駅A1出口)

観覧料:無料

共催:クルド人難民Mさんを支援する会・クルド難民デニスさんとあゆむ会
協力:在日クルド人と共にHEVAL