クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

9/17(金)11時00分~ 東京地裁415法廷クルド難民デニズさん裁判

クルド難民デニズさんの支援関係情報

クルド難民デニズさん裁判】

2021年9月17日(金)11時00分~ 東京地裁415法廷にて
クルド難民収容者暴行事件国賠訴訟」

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2019年1月19日に東日本入国管理センター内でデニズさんが
入管職員から受けた暴行事件についての裁判です。

東京地方裁判所アクセス
東京都千代田区霞が関1-1-4
地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分
地下鉄有楽町線桜田門駅」5番出口から徒歩約3分)

https://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html


(参考映像)

「ガラ」と見下す風潮 元職員が明かす入管の人権意識
毎日新聞 2021年5月12日
https://www.tiktok.com/@mainichi_news/video/6961321001896381698
※43,500 回視聴されています。


入管収容者制圧の映像公開 「痛い」叫ぶクルド人
共同通信 2019年12月19日
https://youtu.be/6K30zOULa5I
※78,351 回視聴されています。


news23】衝撃の内部映像、収容者“暴行”入管施設で何が?
TBS NEWS 2019年12月24日
https://youtu.be/95piEZ54y34
※160,131 回視聴されています。


衝撃映像:入管施設での集団暴行の実態
志葉玲 Rei Shiva 2019年12月24日
https://youtu.be/g2MowIxv46A
※41,360 回視聴されています。


続く苦しみ 入管収容施設から解放された後も クルド難民デニズさん入院
Deniz, a Kurdish asylum seeker, was hospitalized.
https://youtu.be/6aiPrDKYG5Y
※2,297 回視聴されています。 2021年3月27日


【在留特別許可を求める署名】

法務大臣: クルド難民デニズさんに在留特別許可を求める署名」 
※2021年9月8日現在、ネット署名は6,040筆集まっています。

http://chng.it/QVCY5t5p

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chng.it


【公共訴訟】

社会課題の解決を目指す“公共訴訟”プラットフォーム #CALL4 。入管収容施設内で起きたクルド難民デニズさんの暴行事件についても取り組んでいます。駅貼りのポスターは係争中の裁判については掲示できないということで却下されてしまったそうです。

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「司法をひらく」ポスターは幻か 日本初の駅貼り裁判告知をやろうとしたけれど
共感が社会を変える 2021年9月2日

https://www.call4.jp/column/?p=953

www.call4.jp

#私たちは声をあげる
#CALL4 

ドキュメンタリー映画「東京クルド」を観て来ました

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渋谷のシアターイメージフォーラムドキュメンタリー映画「東京クルド」を観て来ました。

とても良い内容でした。観ていて何かせずにはいられない気持ちがこみ上げてきます。日向史有監督の舞台挨拶もとても良かったです。
私は17年間クルド難民の支援を続けていますが、こういうドキュメンタリーが出てきてくれることを、ずっと待ち望んでいたのだと感じました。

日本で暮らすクルドの人たちの、とりわけ日本で育った彼らの日々の姿を見れば、難民を受け入れると日本の負担が増えるとか、治安が悪化するとか、そういう誤解や不安は吹き飛ぶと思いました。

理不尽な状況は観ていて胸が痛くなりますが、それ以上に主人公のラマザン君とオザン君を応援したくなります。
そしてなぜ入管はこの人たちを受け入れないのか?という疑問がふつふつと湧いてくると思います。
この人達を追い出すことは一体誰が望んでいることなのか?

映画の中で、ラマザン君は通訳になるという夢を叶えるために、多くの語学学校に電話しますが、仮放免であることを理由に断られ続けるシーンがあります。それでも進学の夢を捨てず、ラマザン君は自動車大学校に入学し、整備士を目ざします。
「やらないでダメだったより、やってダメだった方がいい」という言葉が心に残ります。

また、オザン君が解体現場で働いたり、解体以外の仕事をしたいと思い、ラマザン君の励ましを受けて、芸能事務所で面接を受け、芸能活動に踏み出そうとするシーンもあります。そしてオザン君はそれを隠さずに入管に伝えます。入管は仮放免中の人の就労を禁じているため、就労を理由に収容されるリスクもありるにもかかわらずです。
夢のためにと正面から就労許可をもらいに行っても入管では一顧だにされず、許可はもらえません。芸能事務所にそれを伝えるオザン君の姿は心が痛くなります。

自分の努力でどうにもならない、圧倒的な不条理が彼らの人生を覆っているのです。

彼らの姿を見て「頑張って」と言うのは躊躇われます。
これ以上ないくらい頑張っている人たちに、一体なにを頑張らせようというのか。
これは彼らの問題ではなく、私たち日本社会の側の問題なのだと気付かせてくれます。
入管は、これがルールだからですとか、ルールを守れと言いますが、でもそれはルールの方がおかしいのではと感じます。

映画のラスト、オザン君が暗闇の中、車を猛スピードで走らせるシーンは強い印象を残します。唸りを上げるエンジンの音は彼の叫びにも聞こえます。
自分を認めてくれるところに行きたい。
その声に応えるのは誰なのか。それは私たち自身しかないと思います。

ウィシュマさんが亡くなられた事件を通じて入管の問題が社会に知られるようになりました。入管法改正案の成立が見送られた今、私たちの社会はどうあるべきなのか。深い示唆を与えてくれる映画「東京クルド」。
今ぜひ多くの方に観て頂きたい一本です。

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上映情報

映画「東京クルド TOKYO KURDS」 本日より公開です。
https://tokyokurds.jp/

夢みてしまった。絶望の国で―――18歳のオザンと19歳のラマザン 差別的な入管法
1%に満たない難民認定率 それでも青春を生きる二人の物語

2021年/日本/103分/カラー/DCP/配給:東風
2021年7月10日公開~終了未定

 

東京・渋谷シアターイメージフォーラムにて7月10日より公開。

●7月10日(土) 全回、日向史有監督による舞台挨拶開催

※11:00/13:30/16:00の回→上映後15〜20分程度の舞台挨拶
18:30の回→上映前に5分程度の舞台挨拶


●上映時間7/10㊏〜7/16㊎ 11:00/13:30/16:00/18:30

 

【上映館情報】

(関東)

東京都
渋谷区
シアター・イメージフォーラム 7月10日(土)より公開

●上映時間7/10(土)〜7/16(金) 11:00/13:30/16:00/18:30

*7/17(土)以降も続映ですが上映回数が少なくなります。
 お早めにどうぞ!

埼玉県
川口市
イオンシネマ川口 7月16日(金)より公開
クルドの方々にも見に行きやすい川口で上映です!

川越市
川越スカラ座 9月4日(土)~9月17日(金)

群馬県
高崎市シネマテークたかさき 7月31日(土)より公開
●7月31日(土) 12:50の回上映後、日向史有監督によるリモート舞台挨拶開催

神奈川県
横浜市横浜 シネマ・ジャック&ベティ近日公開


(中部)

愛知県
名古屋市名古屋シネマテーク 7月31日(土)より公開

石川県
金沢市シネモンド  7月31日(土)~8月6日(金)
                   備考: 8月4日(水)休映

新潟県
上越市高田世界館  7月31日(土)~8月13日(金)
                   備考: 火曜休映
新潟市シネ・ウインド   9月4日(土)より公開

長野県
長野市長野相生座・ロキシー9月17日(金)より公開


(近畿)

大阪府

大阪市
第七藝術劇場7月10日(土)より公開
●7月11日(日) 12:10の回上映後、日向史有監督による舞台挨拶開催

京都府

京都市
出町座7月23日(金祝)より公開
●7月23日(金祝) 11:35、13:35の各回上映後、日向史有監督による舞台挨拶開催

兵庫県
神戸市
元町映画館7月24日(土)より公開


(中国・四国)

広島県

広島市
横川シネマ 8月8日(日)より公開

愛媛県

松山市
シネマルナティック近日公開
備考: 火曜休映

(九州・沖縄)

福岡県

福岡市
KBCシネマ1・2近日公開

大分県

大分市シネマ5 8月7日(土)~8月13日(金)
備考: 8月9日(月)休映


多くの著名人の方がコメントを寄せています。

温又柔さん   小説家、
上出遼平さん  テレビ東京『ハイパーハードボイルドグルメリポート』プロデューサー、
諏訪敦彦さん  映画監督
せやろがいおじさん(えもやん) お笑い芸人、YouTuber、
高谷 幸さん  東京大学教員
鴇沢哲雄さん  フリーライター、「日本で生きるクルド人」著者、元毎日新聞記者
中島京子さん  小説家
西森路代ざん  ライター、ハン・トンヒョン日本映画大学教員、
星野智幸さん  小説家、
堀潤さん    ジャーナリスト/映画監督、
望月衣塑子さん 東京新聞記者、
望月優大さん  ライター、
森達也さん   映画監督・作家、
綿井健陽さん  ジャーナリスト・映画監督
※五十音順/敬称略

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【世界難民の日イベント】「在日クルド人の現在2021」展と関連イベントのお知らせ

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「在日クルド人の現在2021展」

6月20日世界難民の日

川口市を中心に埼玉県南部には「国を持たない世界最大の少数民族」であるクルド人が,2000人以上住んでいるといわれています。トルコから逃れてきて難民申請をしている人が大半ですが、これまでに認定された人はひとりもいません。日本の難民認定率は0.4%(2019年)と非常に低い状態です。
6月20日は「世界難民の日」です。しかし、難民申請をしている人が身近にいることを多くの人は知りません。

在日クルド人の等身大の姿を知って頂きたいという思いからクルド関連の催しが
多数企画されました。

展覧会やオンライン講演会、写真展、上映会、手芸教室など盛りだくさんの内容です。
この機会にぜひご参加ください。

 

在日クルド人の現在2021展 特設サイト

https://kij2021.blogspot.com/p/blog-page.html

 

クラウドファウンディングも実施中です。
目標金額は40万円です。現在約80%達成しています。

https://motion-gallery.net/projects/kurdsinjapan2021

motion-gallery.net

 

一連のイベントを簡単にご紹介いたします。


【展覧会】「在日クルド人の現在2021展」

6月9日(水)~13日(日)10:00~18:00(最終日は15:00)
場 所:川口市立アートギャラリー・アトリア 入場無料
    (埼玉県川口市並木元町1−76)
出品作家:
久保田徹(ドキュメンタリー映像作家/Docu Meme所属)
齊藤幸子(写真家)
中島夏樹 (作曲家/映像作家)
BARBARA DARLINg(アーティスト)

長年在日クルド人との交流を続けている人たちがいる一方で、文化の違いなどから
誤解や摩擦が生じる場面も見られます。
彼女・彼たちがなぜ日本に来たのか。どのように生き、何を思いながら日々暮らして
いるのか。
川口市蕨市で暮らす在日クルド人の等身大の姿をまずは知っていこうという思いから、クルドコミュニティのあるこの場所で展覧会を企画しました。
4名の作家の視点を中心に構成する本展を通じて、わたしたちが共に生きる意味を
考えるきっかけとなれば幸いです。

 

会場内で在日クルド人の歴史30年を記録した小冊子「在日クルド人の1990-2021」を
販売(販売価格1,000円(予定) 36ページ A5版 カラー)。

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在日クルド人の歴史30年を記録した小冊子「在日クルド人の1990-2021」を 販売(販売価格1,000円(予定) 36ページ A5版 カラー)

 

kij2021.blogspot.com


【オンライン講演会】

「その虐殺は皆で見なかったことにした トルコ・クルドの町で起きた惨劇」

6月11日(金) 19:00~21:00※オンライン配信
講演者:舟越 美夏(ジャーナリスト)
登壇者:在日クルド人/松澤秀延(クルドを知る会)/齊藤幸子(写真家)
場 所:※コロナ感染対策によってオンラインのみで開催となりました。
参加費:500円 (定員70名)*高校生以下無料
要申込
申 込:オンラインフォーム 

https://bit.ly/3ebzBN3


お問い合わせ:kurd316★yahoo.co.jp      ★を@に変えて下さい。

2015年から16年にかけてトルコ南東部でクルド人虐殺事件が起きた。
しかしその事実はあまり知られていない。この事件の状況や経緯、長い間虐げられてきたクルド人の悲劇はなぜ国際社会から見過ごされてきたか、ジャーナリストの舟越美夏氏が講演する。
また、同会場で支援団体「クルドを知る会」代表の松澤秀延から在日クルド人の紹介と
当事者の登壇、「在日クルド人の現在2021」展の出展作家の写真家・齊藤幸子氏
から展示内容の簡単な紹介も行う。

https://kij2021.blogspot.com/p/blog-page_67.htm

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関連書籍
「その虐殺は皆で見なかったことにした トルコ南東部ジズレ地下、黙認された惨劇」
舟越 美夏 著 河出書房新社 2,640円

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【映画上映会】『Voices from the homeland』上映&監督アフタートーク

6月20日(日)14:30~16:30
場所:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 参加費:500円(高校生以下無料)
   ※上映時間60分(使用言語:クルド語・トルコ語・日本語)
   ※上映後に監督によるトークがあります。
監督:中島夏樹(作曲家/映像作家)

アフタートーク
司 会 中島由佳利(クルドを知る会)
ゲスト 中島夏樹(監督)・磯部加代子(トルコ語翻訳者)

クルド語り部・歌い手である「デングべジュ」のドキュメンタリーフィルム。
2019年から2021年にかけて、トルコ南東部、北クルディスタンにて撮影された「声」と
「記憶」についての物語。

kij2021.blogspot.com

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https://kij2021.blogspot.com/p/blog-page_13.html

 

【写真展】「日本とトルコ クルド人のいま」

6月8日(火)~6月13日(日) 10:00~18:00※最終日は17:00まで
出品作家:
Fedrico Borella(イタリア人写真家)
Refik Tekin(クルド人写真家)
場所:M-GALLERY(川口市幸町3-1-15-G JR川口駅東口徒歩7分)入場無料

日本で自らの力で生きるクルド難民の暮らしと、トルコにおけるクルド人の弾圧。
なぜクルド人が日本に逃げてくるのかを写真を通じて紹介。

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https://kij2021.blogspot.com/p/blog-page_29.html

https://kij2021.blogspot.com/p/blog-page_29.html


〇コラボ企画〇

6/1(火)~13(木) 11:00~20:00
「川口に住むクルド人たちの写真展」

会場:Antenna Books & Cafe ココシバ(川口市芝5-5-13 JR蕨駅東口徒歩5分)
   入場無料(お店のため1オーダーお願いします)

https://m.facebook.com/events/172620404696691

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6/15(火)13:30~15:30 
クルドの編み物オヤの初心者向け教室」
参加費:2500円(コーヒー又は紅茶と焼き菓子お土産付き)
募集人数:6名
持ち物:楽しむ気持ち
会場:フレンチレストラン「プラシャルルー」

蕨市にある素敵なフレンチレストラン「プラシャルルー」さんをお借りして
初心者向けオヤ教室を開催します。
レッスンメニューはブレスレット「春夏秋冬の道」又はピアス(イヤリング)
クルドの星」です。

https://m.facebook.com/events/458986341858077


主催 :在日クルド人の現在2021 実行委員会
助成:一般財団法人大竹財団
お問い合わせ : kurdsinjapan2021★gmail.com

        ★を@に変えて下さい。

在日クルド人の現在2021 実行委員会 参加団体
クルドを知る会
クルド人難民Mさんを支援する会
クルド日本語教室
クルド文化教室

【本日】5/28クルド難民デニズさん クルド難民収容者暴行被害国賠訴訟

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クルド難民デニズさん裁判】

5月28日(金) 朝10時30分~ 東京地裁415号法廷にて
クルド難民収容者暴行被害国賠訴訟」があります。

2019年1月19日に東日本入国管理センター内でデニズさんが
入管職員から受けた暴行事件についての裁判です。


東京地方裁判所アクセス

東京都千代田区霞が関1-1-4
地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分
地下鉄有楽町線桜田門駅」5番出口から徒歩約3分)
https://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html

(参考映像)

「ガラ」と見下す風潮 元職員が明かす入管の人権意識
毎日新聞 2021年5月12日
https://www.tiktok.com/@mainichi_news/video/6961321001896381698
※38,900回視聴されています。


入管収容者制圧の映像公開 「痛い」叫ぶクルド人
共同通信 2019年12月19日
https://youtu.be/6K30zOULa5I
※73,424 回視聴されています。


news23】衝撃の内部映像、収容者“暴行”入管施設で何が?
TBS NEWS 2019年12月24日
https://youtu.be/95piEZ54y34
※97,265 回視聴されています。


衝撃映像:入管施設での集団暴行の実態
志葉玲 Rei Shiva 2019年12月24日
https://youtu.be/g2MowIxv46A
※40,631 回視聴されています。


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クルド難民デニズさんとあゆむ会
Walk with Kurdish Refugee Deniz
Facebook
https://www.facebook.com/walkwithDeniz
Twitter
https://twitter.com/walkwithdeniz
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【 ご報告】写真展「日本社会と難民~クルド人のまなざしから~」 早稲田スコットホールギャラリー

【 写真展ご報告】
4/16から21にかけて早稲田スコットホールギャラリーにて開催されました写真展「日本社会と難民~クルド人のまなざしから~」は、200人以上のお客様にご来場いただきました。本当にありがとうございました。

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今回の写真展の目的は二つありました。
一つはなかなか知られることのない日本の難民や入管の問題を多くの方に知って頂くこと。
もう一つは、正に今、国会で入管法が審議されており、この法案が成立してしまうと、難民申請者や帰れない事情を抱える外国人の方々が更なる窮地に追い込まれてしまうこと。
この二つをぜひ知って頂きたかったのです。

写真展の初日である4月16日に入管法改正案が国会で審議入りしたため、展示もそれに合わせて急遽、追加していき、他の方々がされている入管法改悪反対のとりくみもご紹介させて頂きました。
展示にあたっては多くの方に写真や映像、作品をご提供頂きました。この場を借りてご紹介も兼ねて心からのお礼を申し上げます。

 

〈写真コーナー〉

フリージャーナリストの樫田秀樹さんにはデニズさんとウチャル・メメットさんのお写真を多数ご提供頂きました。
また、映像コーナーで上映しているデニズさんの入院費用を呼び掛ける
映像作成についても、数多くの写真をご提供頂きました。お陰様で多くのご寄付をお寄せ頂きました。誠にありがとうございます!

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写真家の齊藤幸子さんからは「クルドの若者の今」をテーマに作品をご提供頂きました。
幼少の頃にトルコからやってきて、日本で育ったクルドの若者たちは、今、どのような思いで日本で暮らしているのか。
等身大のクルドの若者たちの姿と、短くも深い言葉。
この若者たちに対して、私たちの社会はどうあるべきなのかというメッセージを静かに投げかけてきます。
報道とは違うアート作品ならではの伝え方に、齊藤さんの輝くような感性を感じます。素晴らしい作品を本当にありがとうございます!
※こちらのポスターは齊藤さんがデザインされたものです。「在日クルド人の現在2021」6月9日(水)~13日(日)川口市立ギャラリー・アトリアにて開催予定です。

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フォトジャーナリストの安田菜津紀さんからは記者会見中のデニズさんの写真をご提供頂きました。
安田さんはデニズさんの入院について非常に心配して下さり、御自身のYoutubeの番組や、ツイッターでもデニズさんへの寄付を呼び掛けて下さいました。安田さんのツイッターで入管や難民の問題をお知りになったというかたもご来場されました。気に掛けて下さって本当にありがとうございました!

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慶応大学の学生団体S.A.L.の中村隆介さんからは、国連の恣意的拘禁作業部会から意見書が出された際の、記者会見中のデニズさんの写真をご提供いただきました。
デニズさんともう一人のイラン人の男性の長期収容と非人道的な処遇について、国連の作業部会が意見を出したという非常に重要な場面でした。
貴重な写真をご提供いただき、本当にありがとうございました!
中村さんはデニズさん出演のドキュメンタリー映画「この国と私」の監督でもいらっしゃり、会期中は上映会とトークイベントにもご出演くださいました。
日本のクルド難民をテーマに選んでくださったことを心から感謝致します。
本当にありがとうございます!

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エセックス大学の人権センターのフェローである藤田早苗先生からは、
国連から出された勧告についての意義について、解説をお寄せ頂きました。
普段の生活でなかなか馴染がない国連ですが、その国連から日本の入管制度について意見を出たことは、国際的な視点から見て何を意味するのか。
非常に分かりやすく解説して下さいました。
入管法が審議中の重要な局面に、大切な知識を授けて下さり本当にありがとうございます!

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クルド情勢コーナー〉
クルド人ジャーナリストのレフィク・テキンさんからはトルコにおけるクルド人の抑圧として、2015年~2016年にかけてのトルコ南東部のジズレの街での虐殺の写真・映像の他、新たに2020年~2021年にかけてのトルコのクルド人の街ディヤルバクルの映像をご提供頂きました。
トルコ政府がクルド人に対してどのような政策を取っているかを示しており、
民主的な権利を主張するために、デモや抗議活動、記者会見を行おうにも、クルド人に対してはその許可も降りないことが示されています。
クルド難民の問題を知る上で、出身国トルコでクルド人がどのような状況に置かれているのかを知ることは不可欠です。
いつも貴重な写真や映像をご提供頂き、本当にありがとうございます!

ディヤルバクルの映像については翻訳家の磯部加代子さんにキャプションの翻訳をお願いしました。
現地情勢の解説も含めた素晴らしい翻訳を頂き、本当にありがとうございました!

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トルコのジズレの街の弾圧について、関連書籍としてジャーナリストの舟越美夏さんの著書「その虐殺は皆で見なかったことにした トルコ南東部 ジズレ地下、黙殺された惨劇」や、舟越さんが書かれた記事を展示させて頂きました。
こういったクルド人弾圧の事件を日本語で詳しく読める機会はとても少ないので、貴重な書籍を出版して下さり本当にありがとうございます!

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〈映像コーナー〉

映像作家の久保田徹さんからは映像作品「祈りの再現」(制作 Docu Meme)をご提供頂きました。
「オリンピックがあるから、あなたたちは出さない」入管の職員にそう言われた長期収容者達は入管収容施設の中で様々な言語で祈った、というエピソードを再現したものです。
「神様、どうかオリンピックを止めてください」と祈る姿は、まさに「平和の祭典」の闇の部分を描き出しています。鋭い着眼点で今の社会を切り取る久保田さんならではの映像です。本当にありがとうございます!

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〈支援コーナー〉

支援団体クルドを知る会の皆さんからは、日本に暮らすクルドの人々への支援活動のご報告を、メンバーである中島由佳利さんからはトルコのクルドの人々が住む地域「クルディスタン」の写真をご提供頂きました。
クルドを知る会の皆さんの、草の根の活動を拝見し、私はいつも敬服の思いでいっぱいです。
注目される時もされないときも、クルドを知る会の皆さんはクルド人集住地区の蕨や川口で、病院の付き添いや学校に入るときの学用品の寄付、生活の困りごとなど、日々の生活についての支援活動をずっと続けてこられたのです。

中島由佳利さんはトルコ現地にまで行かれ、クルドの人々の文化のほか、トルコにおけるクルド人の抑圧について取材されています。
川口・蕨とトルコ・クルディスタンとのつながりを伝える貴重なお写真を、本当にありがとうございます!

 

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あやなさんからは「横浜入管に行ってきた」の漫画をご提供頂きました。
漫画で紹介されているYさんからのコメントとあやなさんのプロフィールを添えた特別版です。小冊子にして配布させて頂きました。
大変に素晴らしい内容で、横浜入管までの道のりや、面会手続き、入管職員の様子、待合室や面会室の様子まで、詳細に描かれており、可愛らしい絵柄の中に、リアリティが詰め込まれています。
面会したYさんが静かに収容施設での生活を語る様子や、初めて面会活動に参加したあやなさんの衝撃が伝わって来ます。
この漫画をご覧になれば、なぜこのようなことが日本社会で起きているのか、誰でも疑問に感じると思います。
漫画冊子の訴求力は絶大で、来場された方が次々とお持ちになっていらっしゃいました。素晴らしい作品を本当にありがとうございました!

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収容ではなく安心安全な暮らしをの皆さんからは、前回に続いて段ボールで作った東京入管の模型をご出品頂きました。
収容者を模したお人形が増えただけでなく、模型の中にはICレコーダーとスピーカーを内蔵。10分に一回、デモのシュプレヒコールが響き渡る優れものです。写真展会場にいながらにして、デモの臨場感を感じて頂けます。
画期的な作品、本当にありがとうございます!

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#FREEUSHIKU の皆さんからは、入管法改正案について解説するバナーをご提供頂きました。政府が提出された案と、野党から提出した案の比較はとても分かりやすく、今回の法改正のどこに問題があるかが簡潔に分かるようになっています。
素敵なデザインと重要な比較資料を、本当にありがとうございます!

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さくら🌸さんからは、4/16の国会前のデモの写真をご提供頂きました。さくらさんは「メディアが取材に来ないデモでも、スマートフォンでこれだけの発信ができる」をテーマに、様々なデモの様子を発信されています。
臨場感溢れるだけでなく、デモに参加している人の優しさが伝わって来るような素敵な写真です。突然のお願いだったにもかかわらず、快く写真をご提供頂き、本当にありがとうございました!

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共同通信の記者の方には、多大なご協力を頂きました。
心より感謝申し上げます。ありがとうございます!

 

多くの皆様に多大なご協力を頂き、心から感謝申し上げます。
この場をお借りしましてお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。
今後も写真展は内容をアップデートしながら続いていくと思います。
どうか引き続きご協力頂ければ大変嬉しく思います。

 

早稲田奉仕園のスタッフの方がレポートを載せて下さいました

早稲田奉仕園のスタッフの方が、写真展「日本社会と難民~クルド人のまなざしから」、ドキュメンタリー映画「この国とわたし」の上映会と監督お二人&デニズさんトークイベント、写真展のプレトークイベント「カザンキラン一家とドーガン一家が残してくれたもの」のレポートを載せて下さいました。

ありがとうございます!ぜひご覧下さい!

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STUDY HALL VOL.34 写真展「日本社会と難民~クルド人のまなざしから」を開催しました!
早稲田奉仕園スタッフのブログ 2021年4月24日

https://blog.hoshien.or.jp/2021/04/24/sh34/