クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

4/3(土)19:00〜20:30トークイベント「カザンキラン一家とドーガン一家が残してくれたもの」に出演させて頂きます

4/3(土)19:00〜20:30トークイベント「カザンキラン一家とドーガン一家が残してくれたもの」に支援会メンバーが出演させて頂きます。4/16から21日にかけて開催する写真展「日本社会と難民」プレイベントです。
17年前に東京・青山の国連大学前で行われた72日間にわたる座り込み抗議行動についてお話しさせていただきます。
申込締切4/2(金)。参加費1000円、学生さん500円です。

入管法が大きく変えられようとする今、過去にどのようなことが起きていたか、
ぜひ知って頂ければと思います。
ぜひトークイベントにご参加下さい!

https://www.hoshien.or.jp/program/manabiya/studyhall/vol34pre.html

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支援会メンバーより

「座り込みがあった2004年の当時、私は難民のこともクルド人のことも国連のことも全く知らず、たまたま通りがかって初めて日本に難民が逃れてきていることを知りました。更に座り込みをしていたクルドの家族が、日本語を話していたことや、家族の中に小さな子ども、公立高校に通う高校生の女の子がいたことにとても驚きました。その頃の私の難民のイメージとしては、アフリカの難民キャンプでテントに暮らしている人たちだと思っていたのです。あまりのギャップに驚きましたが、生活感溢れる座り込みの様子を見て、難民といっても別に特殊な人たちじゃなく、普通の人たちなんだなと思いました。
そしてこの人たちがこれからどうなっていくのか気になって、ずっと通い続けるようになりました。
当時の出来事を写真でご覧頂きながら、この座り込みが日本社会で難民の存在がどのように受け止められていったか、日本政府の対応がどのようなものだったか、国際社会はどのように反応したかをお伝えできればと思います。」

移民や難民についての研究者の進藤令子さんとご一緒です。進藤さんは座り込み当時もアムネスティインターナショナルのスタッフとしてかかわられており、座り込みについての論文も執筆していらっしゃいます。
http://www.pko.go.jp/pko_j/organization/researcher/pdf/02-shindo-2.pdf

写真家の齊藤幸子さんからも

4/16から21にかけて早稲田スコットホールギャラリーで開催される

写真展「日本社会と難民~クルド人のまなざしから~」のご紹介があります。

齊藤さんは「クルドの若者の今」というテーマで作品を出品して下さっています。

https://www.hoshien.or.jp/program/manabiya/studyhall/vol34.html

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