クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

10/22トークイベント「入管法の問題点とクルド難民申請者への影響」には40人ものお客様がお越し下さいました!

企画展3日目。会場内で行われたトークイベント「入管法の問題点とクルド難民申請者への影響」には40人ものお客様がお越し下さいました!
会場がそれほど広くないので先着15人で告知していましたが、18時過ぎからお客様がどんどんいらして立錐の余地もないほどに。席もあっという間に埋まり、立ち見の方が多数。最終的には40人の方が参加されました。入管問題への関心の高まりを感じました。本当にありがとうございました!
トークの内容は、日本の入管、難民問題、トルコにおけるクルド人の弾圧、トルコ大地震のこと、クルド難民Mさんとご家族について、改悪された入管法、急増する在日クルド人へのヘイトスピーチについてお話ししました。
Mさんが経験した過酷な入管収容の実態や、クルド難民デニスさんが受けた収容施設内での暴行映像、クルド人ジャーナリスト レフィク・テキンさんが命懸けで撮影したトルコにおけるクルド人への弾圧の映像、そして改悪された入管法によってこれから何が起きようとしているのかの解説。
 クルド難民Mさんとその娘さんもzoomで参加して下さり、入管の収容施設で経験したことや、トルコの大地震で見たものを日本語で語って下さいました。
また、急遽来場されたアメリカ国籍のマーク・ゴードンさんからのアピールも。東京入管に収容中に入管職員から「入管の石鹸を購入して、手を洗え」と言われ、マークさんは自分で石鹸を持っていたため、拒否したところ入管職員から暴力を受けたそうです。暴力によって腰骨と肩が傷ついた。現在、裁判中とのことです。裁判が2023年10月30日(月) 11時00分~東京地裁705法廷にて行われます。
たくさんのことをお伝えしなければなりませんでしたが、2時間にわたるトークを皆さん真剣な表情でお聴き下さいました。
たくさんの励ましのお言葉を頂き、涙が出そうでした。
ご来場ありがとうございました!
私たちはこれからも発信を続けていきます!
※企画展は、10月23日(月)と25日(水)はお店がお休みのため休廊となりますのでご注意下さい。
企画展「わたしたちは帰れない−迫害、大地震から逃れたクルド人たち」
10/20(金)-10/28(土) 13時‐19時
入場無料 ※10/23(月),25(水)は休み
会場:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM
イレギュラーリズムアサイラム
(東京都新宿区新宿1-30-12-302)
アクセス:丸ノ内線新宿御苑』駅 2番出口から徒歩5分