クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

多くの方にご来場頂き、たくさんの反響を頂きました

f:id:kurd-m-san:20191003014733j:plain

「日本に逃れてきた難民は今」の展示をご覧になり、難民が入管収容所に入れられてしまうことにびっくりされる方が、多くいらっしゃいました。

ミニ難民写真展「難民はどこから来たのか」には、多くの方にご来場頂き、たくさんの反響を頂きました。
会場でお話しした方からは「近所に住んでいますが、この写真展を見た人からぜひ見に行った方が良いと言われて来ました。特に、日本に逃れてきた難民が入管に収容されて、更に収容所の中で自殺未遂までしていることにとても驚き、見入ってしまいました」という感想を頂いたり、
「写真を見てとても衝撃を受けました。海外の難民の厳しい状況に驚きましたが、もっと驚いたのは日本に逃れてきた難民の展示で、なぜ逃れてきた難民にこのような追い打ちをかけるのか、とてもショックを受けました」と、驚いた表情で話して下さる方もいらっしゃいました。

アンケートにも多くの方が感想を書いて下さいました。一部をご紹介します。

「再収容を強いられる難民の方の苦難がまとめられており、理解に役立ちました。」

 

「難民は聞いたことがあります。でもこんな難しい生活は、かわいそうです。」

 

「難民の写真展は考えさせられることが多い展示でした。私たちが今やらなければならないことは、沢山あると学びました」

「シリア内戦、腕が途中でなくなっている写真。
いろんな情報を知りました。その中で、自分の国以外に普通に戦いがあって苦しんでいる人が多くいて、同じ時間を過ごしていると思うと悲観的になります。」

 

来場者の方々が、難民の苦しい境遇に心を寄せて下さっていることや、日本に逃れてきた難民が入管の収容施設に入れられ、苦しんでいることに心を痛めていることが伝わってきました。写真の力と文章の力を感じました。
同時に、日本では難民や入管の問題は、まだまだ知られていないことも改めて実感しました。

難民のおかれた状況を丁寧に説明していくことが、やがては日本の難民受け入れにつながっていくだろうと感じました。
これからも支援の輪を広げていくために、発信を続けていこうと思いました。

貴重な写真や記事をご提供いただいた皆様、ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました!

ミニ難民写真展「難民はどこから来たのか」

都内の高校でミニ難民写真展「難民はどこから来たのか」を開催しています。
シリア難民、トルコのクルド難民、そして日本に逃れてきたイランやクルド難民の写真を展示しています。

f:id:kurd-m-san:20190928090659j:plain

ミニ難民写真展「難民はどこから来たのか」を開催

f:id:kurd-m-san:20190928090748j:plain

シリア難民の写真。アレッポや、周辺国に逃れ難民キャンプやトルコの街で暮らすシリア難民の写真を展示。

f:id:kurd-m-san:20190928090900j:plain

日本に逃れてきた難民は今

f:id:kurd-m-san:20190927183730j:plain

トルコにおけるクルド人の抑圧についての展示(写真提供レフィク・テキンRefik Tekin)


シリア難民の写真はフォトジャーナリストのクリスチャン・ヴェルナーChristianWernerさん、共同通信さん、
トルコのクルド難民は、クルド人ジャーナリストのレフィク・テキンRefikTekinさん、
日本に逃れてきた難民は、ジャーナリストの樫田秀樹さんにご提供頂きました。誠にありがとうございます。

ジャーナリスト樫田さんが書かれた、牛久入管で長期収容された後、たった2週間だけ仮放免され、再び収容され、牛久に戻されてしまったイラン人難民サファリさんとクルド人難民デニズさんの記事も掲示しています。
高校生や多くの方に、難民はどのような所から、どのような境遇を背負って逃れてくるのか、そして日本でどのような状況にあるのかを知って頂ければ大変嬉しく思います。

 

講演会は大盛況でした!ご参加ありがとうございました!

 

f:id:kurd-m-san:20190923171430j:plain

講師 木下洋一さん(元入管職員・入管問題救援センター)

f:id:kurd-m-san:20190923164518j:plain

会場は満席となり100人以上の方にご参加頂きました!

f:id:kurd-m-san:20190923152614j:plain

講師 樫田秀樹さん(ジャーナリスト)

 

f:id:kurd-m-san:20190923155512j:plain

トルコにおけるクルド人の抑圧について、2015年から2016年、トルコ南東部の街ジズレで起きた銃撃事件の映像を上映(映像提供 クルド人ジャーナリストRefik Tekin)

f:id:kurd-m-san:20190923142644j:plain

   トルコにおけるクルド人抑圧の写真を展示(写真提供 Refik Tekin)

f:id:kurd-m-san:20190923171643j:plain

講師 大橋毅弁護士(クルド難民弁護団)

 


講演会「入管収容所で何が起きているのか」は100人以上の方にご参加頂き、大盛況となりました。

関心が高まっているということは、それだけ現在の入管収容問題が深刻であることの表れだと思いました。

閉会後もたくさんの方が会場に残り、登壇したクルドの方々に話しかけたり、講師に質問したり、参加者同士で意見交換をされたりと交流を深めていらっしゃいました。
熱気あふれる様子に、参加された方々の今の状況を何とか変えたいという思いが強く伝わって来ました。
今、入管で起きている状況をありのままに知っていただくことが、問題を解決する糸口になると感じました。

講演の一部がアップロードされましたので、ぜひご覧下さい!

 

ジャーナリスト・樫田秀樹さん
「収容者との面会を通じて」
https://youtu.be/LUXx0nRmHzY


クルド難民弁護団 大橋毅弁護士
「長期収容とハンガーストライキ、そして再収容の問題点」
https://youtu.be/a7NHDSrAY7M     

 

アピール
クルドを知る会代表 松澤秀延さん
チョーラク・メメットさん
ウシル・フセインさん
https://youtu.be/zvCORyM9E9E  

 

アピール

東京入管に収容中のコンゴ難民の女性モロコ・ビキラさんの仮放免を求める

夫のカボンゴさん
https://youtu.be/yPZxZeavu30

 

【まだ予約受付しています!】9/23講演会・スライド上映「入管収容所で何が起きているのか」

入管収容問題緊急キャンペーン パネル・写真展と講演会
「わたしを ここから だして 2
-オリンピックの『治安対策』の名の下に 入管収容所で苦しむ外国人の現在(いま)-」
“Get me out from the Immigration Prison”Photo exhibition Part2“

※東京・神保町で開催中の展覧会「わたしを ここから だして2」は9月22日(日)17時で終了となります。お間違えなきようよろしくお願いいたします。

 

f:id:kurd-m-san:20190908120135j:plain

9/23川口メディアセブンにて講演会「入管収容所で何が起きているのか」を開催します!

9/23講演会・スライド上映

「入管収容所で何が起きているのか」

会場:川口メディアセブン プレゼンテーションスタジオ

日時:9/23[月・祝]14:30~17:00 開場14:00 予約制 参加無料
   ※会場にて資料販売
予約フォーム:http://urx2.nu/zsv7
メール:mail@sawarabisha.com  ※@は半角に変えて下さい
電 話:050-3588-6458(さわらび舎・温井)
    ※留守の際は、折り返し連絡いたします。
    ※空席があれば当日参加もできます。
共催 クルドを知る会・日本クルド文化協会・クルド人難民Mさんを支援する会

会場アクセス:
川口市立映像・情報メディアセンター
「 メディアセブン」
キュポ・ラ7階  Tel:048-227-7622

 

講師:
「私が入管職員を辞めた理由」 木下 洋一(元入国管理局職員・入管問題救援センター)
「収容者との面会を通じて」  樫田 秀樹(ジャーナリスト)
スライド・映像上映「トルコにおけるクルド人の抑圧」(提供:Refik Tekin/クルド人ジャー ナリスト)
「長期収容とハンガーストライキ、そして再収容の問題点」 大橋 毅(弁護士・クルド難民弁 護団)

 

 

入管収容問題緊急キャンペーン パネル・写真展と講演会「わたしを ここから だして 2 —オリンピックの『治安対策』の名の下に— 入管収容所で苦しむ外国人の現在(いま)」“Get me out from the Immigration Prison”Photo exhibition Part2

入管収容問題緊急キャンペーン パネル・写真展と講演会
「わたしを ここから だして 2
—オリンピックの『治安対策』の名の下に— 入管収容所で苦しむ外国人の現在(いま)」“Get me out from the Immigration Prison”Photo exhibition Part2

期間:2019年 9/14[土]-23[月・祝](写真展は22日まで)

 

f:id:kurd-m-san:20190830063142j:plain

わたしを ここから だして 2 (ちらし表面)

f:id:kurd-m-san:20190830063245j:plain

わたしを ここから だして 2 (ちらし裏面)

 

f:id:kurd-m-san:20190830063324p:plain

                Twitter用バナー

チラシのダウンロードはこちら

https://pilot.jca.apc.org/nextcloud/index.php/s/Bw3jPDkqNBpwXMB

http://chechennews.org/sharedoc/20190914_bira.pdf 

●パネル・写真展「—オリンピックの『治安対策』の名の下に—入管収容所で苦しむ外国人の現在」
日 時:9/14[土]-9/22[日] 9:00〜21:00 最終日は17時まで 入場無料
場 所:日本教育会館 一ツ橋画廊

    ※9/14[土]・15[日]につきましては、会場警備の都合上、チラシなど

     当展覧会のご案内をご持参頂き会場入り口でお見せ頂くか、展覧会に

     ご来場された旨をお知らせ下さい。
    9/15[日]14時より、会場にてクルド難民によるトークイベント開催
     (予約不要・参加無料)

トークイベント「入管収容所で何が起きているのか」
日 時:9/23[月・祝]14:30〜17:00 開場14:00
場 所:川口メディアセブン プレゼンテーションスタジオ
参 加:予約制 (予約フォーム:http://urx2.nu/zsv7
    参加無料 ※会場にて資料販売


「平和の祭典」と「おもてなし」の陰で何が起きているのか?

 これは今、日本で実際に起きている事件です。

 来年の東京オリンピックパラリンピック開催の準備が着々と進む中、『治安対策』の名の下に、難民申請者など母国に帰れない事情を抱えた人たちが、次々と出入国在留管理庁=入管の収容所に拘束されています。長期間にわたる収容と、入管職員からの帰国の強要によって、収容された人々は心身を病み、必要な医療も受けられず、病死や自殺さえも発生しています。
 追い詰められた収容者たちは、収容所からの解放を求め、ハンガーストライキなど命を賭した行動を始めました。
 今回の展覧会では、日本に逃れてきたクルド難民のケースを中心に、今、収容所の中で何が起きているのか、証言や新聞報道、写真を交えながら展示します。そして9月23日には、クルド人の多く住む川口市トークイベントを開きます。
 ぜひ、ご参加ください。

■イベントスケジュール

●パネル・写真展 「—オリンピックの『治安対策』の名の下に—入管収容所で苦しむ外国人の現在(いま)」
9/14[土]-9/22[日] 9:00〜21:00 最終日は17時まで 入場無料
日本教育会館 一ツ橋画廊
9/15[日]14時より、会場にてクルド難民によるトークイベント開催(予約不要・参加無料)
共催 クルドを知る会・日本クルド文化協会・クルド人難民Mさんを支援する会
協力 アムネスティ・インターナショナル日本

会場内で入管の長期・無期限収容に反対する署名と、東京入管に収容されているトルコ国籍のクルド人難民メメット・オズチャルギルさんの解放を求める署名を集めます。ぜひ、ご協力下さい。

交通:地下鉄新宿線半蔵門線 神保町駅(A1出口)徒歩3分 都営三田線 神保町駅(A8出口)徒歩5分 東京都千代田区一ツ橋2-6-2 道案内専用電話 03-3230-2833


トークイベント「入管収容所で何が起きているのか」

f:id:kurd-m-san:20190908120135j:plain


川口メディアセブン プレゼンテーションスタジオ
9/23[月・祝]14:30〜17:00 開場14:00 予約制 参加無料
※会場にて資料販売
予約フォーム:http://urx2.nu/zsv7
メール:mail@sawarabisha.com  ※@は半角に変えて下さい
電 話:050-3588-6458(さわらび舎・温井)
    ※留守の際は、折り返し連絡いたします。
    ※空席があれば当日参加もできます。

交 通:JR 京浜東北線 川口駅(東口)徒歩1 分
    埼玉県川口市川口1-1-1
    キュポ・ラ7 階 電話 048-227-7622
共催 クルドを知る会・日本クルド文化協会・クルド人難民Mさんを支援する会

 

講師:
「私が入管職員を辞めた理由」 木下 洋一(元入国管理局職員・入管問題救援センター)
「収容者との面会を通じて」  樫田 秀樹(ジャーナリスト)
スライド・映像上映「トルコにおけるクルド人の抑圧」(提供:Refik Tekin/クルド人ジャーナリスト)
「長期収容とハンガーストライキ、そして再収容の問題点」 大橋 毅(弁護士・クルド難民弁護団


●関連企画 ミニ難民写真展「難民はどこから来たのか」
9/28[土]10:00〜14:00 入場無料
東京都立一橋高校 定時制 文化祭「柏葉祭」 一般公開日
多言語交流部展示会場内
主催 多言語交流部(ワンワールド
協力 クルド人難民Mさんを支援する会

JR総武線 浅草橋駅(西口)徒歩7分 JR総武快速線 馬喰町駅、都営新宿線 馬喰横山駅(4番出口)徒歩3分
東京都千代田区東神田1-12-13
お問い合わせは下記まで

【お問い合わせ】
事務局 周 香織 E-mail shukaori@yahoo.co.jp ※@は半角に変えて下さい
http://kurd-m-san.hatenablog.com/