クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

ニュースレターを緊急発行

支援会のニュースレターを緊急発行しました。ぜひご覧下さい!
緊急号「Mさんが入管に収容されました」
http://chechennews.org/msan/pdf/newsletter_201709.pdf

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Mさんから電話・胃の痛み

9月19日(火)、16時過ぎにMさんから電話がありました。
収容所内には公衆電話が設置されており、決められた時間内であれば、収容者は電話をかけることができます。しかし、設置されているのは、国際電話専用の電話機であるため、日本国内に電話する場合でも、国際電話と同様の1分100円ほどの高い通話料がかかります。

体調を尋ねると、一週間前から胃が痛くなり、入管で痛み止めの薬をもらったが、あまり効かず、痛みは取れていないとのこと。
血圧はだいぶ低くなっており、上が106~109で下が48ほど。
処方された血圧を下げる薬を持っているが、今、かなり血圧が低いので、それを飲むのは一旦やめることに。
明後日に、入管内でレントゲンを撮る。収容されてから1ヶ月経った人は撮ることになっている。
心臓は9月2日に痛みを感じた後は、今のところ痛まない。
支援者からは、心臓が痛くなったら、入管の担当職員にも言って、支援者にも連絡を
してください。と念押ししました。

志葉玲さんが書いて下さった記事が非常に多くの人に読まれ、ランキングで1位になったことや、DAYSJAPANに緊急キャンペーンとしてMさん解放を求める記事が掲載されたことを伝えました。
今後の面会スケジュールを伝え、「Mさんが早く外に出られるよう、私たち頑張ります!」と激励すると、Mさんは非常に元気づけられたようで「ありがとうございます!」と嬉しそうに答えてくれました。

収容されている人は、自分のがんばりだけでは、なかなか仮放免許可を得ることは難しいです。外からの助けはとても励みになるようでした。

Mさんが一日も早く入管から解放されるよう、私たちは引き続き頑張ります。

フォトジャーナリズム雑誌「DAYSJAPAN」10月号に、クルド難民Mさんの解放を求める記事が掲載!

フォトジャーナリズム雑誌「DAYSJAPAN」10月号に、クルド難民Mさんの解放を求める記事が掲載されます!書店には9月20日に並ぶと思います。皆様、ぜひお求め下さい!

品川の入管に収容されているMさんにも差し入れして、外ではこういう動きが出ていますよ!と励まそうと思います。
今年6月に、DAYSJAPANから写真賞の受賞作品をお借りして、支援会で難民写真展を開催したことがきっかけとなり、Mさん収容のことを積極的に報じて下さいました。DAYSの皆さん、本当にありがとうございます!
たくさんの方が関心を寄せてくださることが、Mさんの解放の何よりの力になります。
Mさん解放まで頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します!

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ジャーナリストの志葉玲さんがYahooニュースに記事を書いて下さいました

ジャーナリストの志葉玲さんが、クルド難民Mさんの収容について記事を書いて下さいました。Mさんの他にも収容されているクルド人の方は何人もおり、収容所内で苦しんでいます。中には小さなお子さんがいるのに収容されてしまった方も。日本でこんなことが行われているなんて、今でも本当に信じられません。ですが事実です。志葉さんの渾身のレポートをぜひお読み下さい。


独房に監禁、医療受けさせず死亡、腐った給食―難民虐待の東京入国管理局
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20170913-00075687/

【全難連】 9/12(火) 緊急記者会見 ―難民審査参与員の問題のある発言について―

全難連による緊急記者会見の案内が参りましたので、ご紹介させていただきます。

 

・・・・・・・・【転送・転載歓迎】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

報道関係者各位

                                           緊急記者会見のご案内             

                            ―難民審査参与員の問題のある発言について―

                                                                                                  2017年9月8日    

                                                                                                全国難民弁護団連絡会議

                                                                                               代表 弁護士 渡邉彰悟

                                                                                         事務局長 弁護士 難波 満

 

平素より日本の難民保護に関する問題にご理解をいただきまして誠にありがとうございます。難民審査参与員制度に関する緊急記者会見の開催をご案内申し上げます。

2017年8月31日以降の報道で、強姦被害を主張する難民申請者が、3月に男性の難民審査参与員から「美人だったから狙われたのか」という不適切な質問を受けたこと、その発言が調書に記載されていなかったこと、代理人らが4月に抗議をしたことが明らかになりました。

法務大臣は、9月1日の閣議後の記者会見で「難民認定申請者の代理人の弁護士から指摘を受けたことは承知している。入国管理局で事実確認をしている最中で、迅速に対応するようにと指示をした」と述べたとされています。しかし、問題発言のあった審理は3月であり、抗議は4月になされたにもかかわらず、現時点で何らの回答もありません。この件については、9月1日付で代理人弁護士が新たに申入書を送付しましたが、現時点でその回答もありません。

さらに遺憾なことには、参与員の問題発言ないし行動は、今回の発言にとどまりません。当会は、昨年にも「あなたは難民ではない。あなたは難民としては元気過ぎる。本当の難民はもっと力が無い。」等の問題発言について、抗議声明を発表しました。

当会にはこのほかにも、参与員による人格攻撃・侮辱的発言、職務放棄発言、威嚇的態度、予断偏見等を示す問題発言・行動が多数報告されています。そこで、当会は、難民申請者が参与員の問題発言によって二次被害とも言い得る状況に晒されていること、参与員の審理参加がいかに適正な審理からかけ離れているか、参与員制度の抜本的な改善を求め、会見当日午後1時45分に法務省入国管理局に申し入れを行います。

参与員の問題発言・行動は、現状においてもはや看過できない状況です。そこで、皆さまと参与員の問題発言・行動の現状を共有し、難民認定の適正な審理、審理の公正を実現させていきたいと存じます。ぜひ、お集まりください。

                                                            記

 全国難民弁護団連絡会議緊急記者会見

日時          2017912日(火)午後315分~

場所          東京地方裁判所内 司法記者クラブ

内容                  ‐ 先日の「美人だから」発言について ‐ 難民審査参与員の事例について ‐ 当会から法務省入国管理局への申入れについて ‐ 意見交換・質疑応答※申入れを取材される方は、午後1時30分に弁護士会1階ロビーにお集まりください。

 

この件についてのお問い合わせ先

全難連事務局(いずみ橋法律事務所内) 担当:杉本、弁護士小田川綾音 Tel: 03-5312-4826  Fax: 03-5312-4543

Eメール: jlnrizumibashi-law.net

☆を@に変えて下さい。

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J-WAVEに出演し、Mさんの収容についてお話ししました

J-WAVEの生放送、無事に終わりました。

Mさんの代理人弁護士である大橋毅弁護士が同席してくれたので、心強かったです。
大橋弁護士は、難民申請や参与員、仮放免など、制度の説明の他、なぜ日本は難民を受け入れないか、トルコ国籍のクルド人を認定しないか、などの質問にも、的確に答えてくださいました。
大橋弁護士がテンポ良く答えてくれるので、堀さんも質問が弾んでいたようでした。
私のほうからは支援者として、Mさんの難民申請のいきさつや、支援を続けていて感じていることなどをお話ししました。Mさんはもう18年も難民申請を続けているため、日本語も十分に話せますし、日本の文化にも馴染んでいます。今は就労資格がないために、働くと違反になってしまいますが、逆に言えば、就労資格さえあれば、生活保護などに頼らず、自活して生活できる人であると感じています。私たちはMさんが日本に住むことに何も問題ないと感じています、とお話ししました。
また、日本に難民を受け入れたほうが良いかどうか、という意識調査は、時折ネットなどでも見かけますが、支援者としては、まずは難民がどういうところからやってきたのか知って欲しい。爆弾が降ってくる場所から逃れてくる人たち、家に突然警察がやってきて拘束され、拷問されるような恐怖から逃れてくる人たち。難民申請者のそういう状況を知れば、安心して暮らせる場所を用意してあげたいと感じるはずです、とお話ししました。
あっという間の35分でした。
今後も継続してMさんのことを番組で取り上げて下さると言って下さったので、本当に嬉しかったです。
ナビゲーターの堀潤さん、放送作家のきたむらけんじさん、J-WAVEのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!

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Mさんを励まし、面会。入管に仮放免を求める申入書を提出

 

東京入国管理局の前で、Mさんを励ますための行動を行いました。
こちらの行動はSYI(収容者友人有志一同)のアクションと合同で行いました。SYIは定期的に入管前で収容されている人への激励行動を続けている皆さんです。
SYIの呼びかけで、Mさんと同じクルド人の家族も参加していました。父親が収容されてしまい、非常に困っているとのこと。クルド人の少女数人が、マイクを握りしめ、トルコ語と日本語で懸命にアピールをしていました。涙を流しながらお父さんを早く外に出して!と訴えかける姿は、胸に迫るものがありました。
入管に訪れた多くの人が足を止め、その様子に見入っていました。
この行動は何ですか、と話し掛けてくるひともいました。
入管の周囲をぐるりと周り、収容者に向けての励ましの呼びかけをしました。

その後、入管の6階の違反審査部門(仮放免許可を出すところ)に行き、
SYIが被収容者の処遇改善の申入書を提出、その他、クルド支援団体や、
わたしたちのMさん支援会、クルドの家族が、個別の申入書を提出して、それぞれの人に仮放免を出してもらうよう、窓口の職員に申入れしました。

その後、Mさんの面会に支援会メンバーで入りました。
外での激励行動の声が聞こえていたそうで、いつになく明るい表情でMさんは面会室に
入ってきました。髪がスポーツ刈りのように短くなっていました。
爽やかな感じでしたが、髪はほとんど白髪でした。
いつもは染めているそうですが、収容されて染髪できなくなった模様。
Mさんはまだ40代後半ですが、髪の白さに苦労の跡を感じました。

支援会からの連絡事項として、仮放免するように今日、申入書を出したこと、
明日J-waveでMさんのことを話すこと、DAYSJAPANのツイッターに載ったことなどを伝え、励ましました。

体調を聞くと、あまり良くないそうです。右後ろの後頭部が痛くて眠れなかった他、一昨日の夜19時頃、心臓が痛くなった。自分で胸をマッサージしたら、おさまった。職員にはその時は痛くなったことを言わなかった、などを聞き取りました。
次に痛くなったら、職員にも言って、支援者にも電話か手紙で知らせて下さいと伝えました。

食事については、あまり食べていないとのこと。
薬を飲むために、少し食べている。
口内炎ができてしまい、かなり痛い。

トルコには帰れない。帰ったらどうなるか分からない。
ニュースで見たが、7月と8月に、日本のビザを持っているクルド人イスタンブールの空港で捕まった。容疑はPKKを助けているというもの。2人はまだ刑務所にいる。
自分もトルコに帰れば、空港で捕まる可能性が高い。
トルコでは、捕まった後、行方不明になる人がたくさんいる。

面会はこのような感じでした。

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