クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

世界難民の日イベント「世界の今を知る DAYS JAPAN ミニ写真展2017・【同時開催】トルコと日本 クルド難民の今」

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6月20日は世界難民の日です。
それに合わせて、支援会主催による世界の今の状況を伝える写真展と、トルコと日本のクルド難民の写真展を開催します。
写真展ではフォトジャーナリズム雑誌「DAYS JAPAN」にご協力頂き、DAYS国際フォトジャーナリズム大賞 2017の受賞作品を展示します。イラクやシリアなど、世界各地で戦乱に苦しむ人たちの姿が写されています。一流のフォトジャーナリストたちが伝える「世界の今」を知って下さい。
また、受賞作品の中から「トルコ 激化する政府軍とクルド人の戦い」をピックアップし、難民写真展「トルコと日本 クルド難民の今」も同時開催します。日本にはトルコから来た少数民族クルド人が、多数やってきており、難民として保護を求めています。しかし、これまで難民として認定された人は一人もいません。トルコで、そして日本で、クルド人は、どんな状況に置かれているのか?ぜひご覧下さい。

・・・・・・・・・・・・転送歓迎・・・・・・・・・・・・・・・・

世界難民の日イベント「世界の今を知る DAYS JAPAN ミニ写真展2017・【同時開催】トルコと日本 クルド難民の今」

会 期:2017年6月17日(土)~6月25日(日)
    9:00~21:00 ※最終日は17時まで 入場無料

会 場:日本教育会館1階 一ツ橋画廊

       http://www.jec.or.jp/koutuu/
      〒101-0003東京都千代田区一ツ橋2-6-2
      道案内専用電話 03-3230-2833

 

●会期中のトークイベント●
 在日クルド人難民Mさんのお話しを聞く会「トルコのクルド人抑圧について」
 日 時:2017年6月17日(土)  14:00~16:00 参加無料
 場 所:日本教育会館1階 一ツ橋画廊内にて

 

 主 催:クルド人難民Mさんを支援する会
     連絡先 事務局 周 香織070-6657-6765

 

この写真展について
 6月20日は世界難民の日
 現在、6500万人を超す人々が難民となって世界にあふれています。
日本にも多くの人が逃れていて、2016年でも1万人以上が難民申請しています。
ところが認定された人は、わずか28人。
 なかでもトルコから来た少数民族クルド人は、1人も難民認定されていません。
 クルド人は、どんな状況に置かれているのでしょうか?
 それを知るために、私たちは雑誌『DAYS JAPAN』の協力のもと「DAYS国際フォトジャーナリズム大賞2017」の写真展を開催します。イラクやシリアで撮影された受賞作とともに、トルコの今の状況を伝える作品もあります。そして、トルコから日本に逃れて来たクルド難民の写真も同時に展示します。
 ぜひ、ご覧ください。

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MIA夏期教員ワークショップ2016

「第14回MIA夏期教員ワークショップ2016 学校と地域でつくる国際理解教育~多文化共生に向けて」という催しで、Mさんのお話をさせていただく機会をいただきました。

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多文化共生について関心を持っている学校の先生や、NPOの方などが参加されていました。
クルド民族とは、トルコにおけるクルド問題、日本ではクルド難民が一人も難民認定されていないこと、Mさんの難民申請の経緯、入国管理局の収容施設に収容されたこと、福島の原発事故のために家族が離ればなれになってしまったことなどをお話ししました。
日本の難民問題について初めて知る方も多く、驚かれたかたも多かったようです。
学校の先生が多かったため、Mさんが入管に収容されたことがきっかけでMさんの娘さんが学校でいじめにあい不登校になってしまったこと、
原発事故が起きた際、学校の先生から「あなたたちは避難所に入れない」などと言われたことが家族のトルコへ帰国する一因となったこと、などに関心が寄せられていました。

 

参加者の方がMさんに「日本での生活は大変だと思いますが、トルコより日本のほうが暮らしやすいと思うところはありますか?」と質問してくださいました。
Mさんは「日本のいいところは平和なところです。すごく平和。トルコは危険なんです」と即答していました。
確かに日本では、どんな言語を話していても、どんな宗教を信仰していても、あまり気にされないし、それを理由に逮捕されたり拷問を受けたりしません。
Mさんが日本に居たいのは、そういう理由なんだ、と改めて実感しました。

無事に仮放免が出ました

今日は出頭日でした。

無事に2カ月の仮放免が出ました。

次の出頭日は8月2日(火)です。

クルド難民Mさんのお話を聞く会

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今日は二つ目の会期中イベント、クルド難民Mさんのお話を聞く会を開催しました。
あまり告知をしていなかったので、どれくらいの方においでいただけるか不安でしたが、7人の方にご参加いただけました。ご参加いただいた方、本当にありがとうございました。
アットホームな感じにしたかったので、温かいお飲物とお菓子をお出しして、寛いだ雰囲気でお話を聞いていただきました。

トルコから来たクルド難民Mさんの紹介を始めにしました。クルド人とはどういう人たちなのか、トルコでのクルドの迫害状況、日本に来た経緯、ずっと難民認定もされず不安定な立場で暮らしていること、原発事故が原因で家族が離れて暮らさなくてはならなくなってしまったことなどをお話ししました。
続いて、今、ヨーロッパ諸国にシリアやアフガニスタンからの難民が殺到していることをお話ししました。
内戦が続くシリアなどからヨーロッパを目指す人は、地中海経由だけでも46万人を超えました。ついに国境管理の強化に踏み切る国もでました。

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一方で、トルコのリゾート地、ボドルムに溺死した男の子の遺体が打ち上げられている写真。この写真がヨーロッパ中に大きな波紋を広げ、EU各国の政策に影響を与えたこと、男の子はシリアのアイン・アラブという町(クルド名:コバニ)から逃れてきた難民でクルド人であったことなどをお話ししました。

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難民問題によって激動しているヨーロッパの現状をざっくりとご紹介した後は、Mさんにお話しいただきました。
Mさんはトルコ国籍のクルド人ですが、 クルド人は同朋意識が強いのでシリアのクルド人の苦難についても強い思いを寄せていること、男の子が住んでいたアイン・アラブという町は、去年の10月はじめにイスラム国の襲撃を受け、爆弾テロによって30人以上が死亡、300人以上がイスラム国に拘束されたこと、アイン・アラブの町はトルコの国境から1.8kmしか離れておらず、この町に兄弟や親戚がいる人もいること、目の前の町がイスラム国に襲われているにも関わらずトルコ政府は救援に向かわなかったこと、アイン・アラブからトルコに逃れてきたクルド人たちを、トルコ政府は当初国境を封鎖しトルコ国内に入れなかったこと、それに対してトルコのクルド人たちが怒り各地でデモを行ったこと、などをお話しいただきました。

続いて、日本の難民受け入れ状況についてもお話ししました。
Mさんは日本に来て15年経ちますが、未だに難民認定されず、在留資格もなければ、就労資格も健康保険もない、不安定な状況で暮らしています。
Mさんのお兄さんはイタリアで難民申請して認められ、今はイタリアで暮らしているそうです。弟さんはオーストラリアで難民申請し、今はオーストラリア国籍を持っています。難民申請のときに、一度、裁判が開かれたそうですが、その時、裁判所から聞かれたのは、トルコのどの町の出身なのかということだけ。町の名前を言っただけで、難民と判断され、認定されたそうです。

少人数の会だったので、皆さんから感想をいただきました。
難民問題について、日本もきちんと向き合っていかないといけない、というご感想や、

外国人や難民がどんどん来るのが怖いという人もいるが、それはマスメディアなどによって植えつけられた先入観によるものが大きいのではないか、というご意見、
通訳をなさっている方からは、外国人への接し方が弁護士と入管職員とでは、全く違う。入管職員はまるで警察の取り調べのように外国人に接している、という体験談、
その他、入国管理局が難民の審査をすることが適切なのか、別の省庁でやったほうがいいのではないか、などのご意見を頂きました。
皆様から感想を言って頂き、本当に嬉しく思いました。
難民問題というと、遠い国の遠い話、自分とは関係ない話と受け取られることも多いのですが、おいで下さった方々の感想を伺って、細々と難民支援をやっている身としては、励まされる思いでした。

難民は今も世界中で発生していますし、ヨーロッパ諸国は殺到してくる難民に対して、今まさに決断を迫られています。
日本は難民鎖国と言われるほど難民受け入れに消極的で、2014年は5000人の難民申請者に対して、難民認定したのはわずか11人でした。認定率0.22%です。ヨーロッパ各国が何万人、何千人単位で難民受け入れを検討しているなか、日本のこの難民受け入れ人数はあまりにも少ないとしかいいようがありません。

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昨年はシリアからの難民申請者も60人いました。しかし、そのうち難民認定したのはわずか3人です。45人については人道的配慮という形の在留特別許可は出しましたが、難民としては認めませんでした。

受け入れなかったからといって、難民が消えていなくなるわけではありません。自分の国に帰れない難民は、安心して暮らせるところを見つけるために、彷徨を続けるだけです。
国際感覚を身につけましょうとか、国際貢献をしましょうというのは、政府がよく使う言葉です。しかしそれは、中東への多額の金銭のばら撒きではなく、自国への難民受け入れにおいて発揮して欲しいと思っています。

明日は「クルド難民Mさんのお話を聞く会」です

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意見広告展「それ、憲法違反ですよ」は、残すところあと3日となりました。
9月27日(日)15:00まで開催中です。
まだお越しでない方、ぜひおいで下さい!

明日、9月26日(土)は会場内でのイベントも企画されています。
「クルド難民Mさんのお話を聞く会」です。
お時間のある方、ぜひご参加ください。

「クルド難民Mさんのお話しを聞く会」のご案内

日時:9月26日(土) 14:00~16 :00
   参加費無料、予約不要

場所:日本教育会館1階 一ツ橋画廊
    東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2)
    地下鉄神保町駅(A1出口)下車徒歩5分
    http://www.jec.or.jp/koutuu/

憲法違反とも指摘される安保法案が、強行採決によって成立され、
日本は歴史的な局面を迎えました。
また欧州では、シリアやアフガニスタンなどから逃れてきた膨大な
人数の難民が、受け入れを求めてヨーロッパを彷徨しています。

難民はどうして生まれるの?難民はどういうところからやってくるの?
日本の難民受け入れ状況は?世界の難民受け入れ状況は?
トルコから逃れてきた在日クルド難民Mさんのお話しを聞こう!

日本社会や国際情勢が大きく変化する今日この頃。
「クルド難民Mさんのお話しを聞く会」で、今の社会を感じてみませんか。

2015.9/5~9/27 意見広告展「それ、憲法違反ですよ」 にてMさんのお話しを聞く会

意見広告展「それ、憲法違反ですよ」の会期中イベントとして、「クルド難民Mさんのお話しを聞く会」を開催します。

 「クルド難民Mさんのお話しを聞く会」のご案内
 日時:9月26日(土) 14:00~16 :00
   参加費無料、予約不要
 場所:日本教育会館1階 一ツ橋画廊
    東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2)
    地下鉄神保町駅(A1出口)下車徒歩5分
    http://www.jec.or.jp/koutuu/

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意見広告展「それ、憲法違反ですよ」

日 時: 2015年9月5日(土)~9月27日(日) 9:00~21:00

※9月19日(土)はイベント「憲法カフェ」を会場内で開催のため、        一部展示をご覧いただけません。

※最終日は15:00まで

場 所:日本教育会館1階 一ツ橋画廊  (東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2)

     地下鉄神保町駅(A1出口)下車徒歩5分        http://www.jec.or.jp/koutuu/

意見広告展「この先には何がある?」でMさん出演のトークイベント

意見広告展「この先には何がある?」が開催中です。

9月21日(日)には、Mさんを迎えたトークイベントも開催されます。

ぜひお越しください。

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意見広告展「この先には何がある?」

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五輪開催も決まったというのに、今の社会は不安なことばかり。
街では人の心を傷つけるヘイトスピーチが繰り返され、都議会では女性蔑視のヤジが飛び、国会では憲法9条違反の可能性が濃厚の、集団的自衛権の行使容認が閣議決定であっさり決まった。
原発は、事故の収束のめどもたたず、避難生活を続ける人が24万人もいるのに再稼働。さらには海外にも輸出開始。自然エネルギーの話はどうなっちゃったの?

安心・安全どころか、不安と恐怖。
一体、この国はどこへ向かっているの?この先には何があるの?

そんな思いからこの広告展を思い付きました。
普段、政治や社会問題にあまり関心がない方々にも、ご覧いただけるようにいろいろ工夫してみました。
入場無料ですので、お時間ある方ぜひお出かけください。

 

●意見広告展「この先には何がある?」●
反戦反原発・反ヘイトスピーチ・労働問題・移民難民問題

 

日時:2014年9月13日(土)~27日(土)
    9:00~21:00 ※初日のみ12:00から
    入場無料

場所:日本教育会館1F 一ツ橋画廊
    東京都千代田区一ツ橋2-6-2
    http://www.jec.or.jp/

アクセス:半蔵門線・都営新宿線都営三田線
    「神保町駅」A1出口徒歩3分

◎作家によるトークイベントを開催します。
 9月21日(日) 14:00~16:00
 「なんだか最近いろいろ変 日々の生活の異変から」
  作家:周 香織 ゲスト:Mさん(在日クルド人難民)
 
 作品の解説や日本にいる難民のお話など。
 ご参加をお待ちしています(参加費無料)。