クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

Mさん支援会のミーティング

今日はMさん支援会のミーティングでした。会場は蕨にあるお洒落なブックカフェ、ココシバです。
途中からお店の方もミーティングに加わって下さり、お隣のたこ焼き屋さんからは、たこ焼きの差し入れまで頂いてしまいました。本当にありがとうございます。
今、国会では入管法改正案が十分な審議も尽くさないまま、数の力で強行採決されようとしています。
既に深刻な人権侵害を引き起こしている外国人実習生や入管収容所の問題には目を向けないまま。
それはこれから労働者として日本にやってくる外国人の人権や生活、幸せについても眼中にないことを意味します。
しかし、草の根で難民や外国人と交流する私たちは、単なる労働力としてではなく、友人として外国から来た人たちと暮らしたいのです。Mさんや地域の方々とお話しして、そういう思いを強くした夜でした。

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Mさんは日本語が非常に堪能なので、ミーティングももちろん全て日本語です。
Mさんも、日本に来たばかりのころは日本語が全く分からなかったそうです。
しかし日本人と話していくうちに、会話の流れで意味を推測したり、分からない言葉は小さな辞書で調べたりして、段々覚えていったとのこと。また、日本人と一緒にいる時間が長い人ほど、日本語を覚えるのが早くなる、とも教えてくれました。
Mさんからたくさんの示唆をもらった思いでした。

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毎日新聞夕刊の記事 差別助長の「入管礼賛」 ノー

毎日新聞の夕刊に載った素晴らしい記事。
最近、入管側の主張を一方的に流するバラエティ番組がとても多かったのですが、この記事ではその問題点を非常に良く解説しています。
収容されている人、弁護士、支援者の言葉や抗議のスタンディングなどの動きを掲載。
伝えて欲しいことを余すことなく書いてあり、支援会として本当に嬉しいです。
入管問題や難民問題は市民運動の中でもかなりマイナーなのですが、問題のある番組についてこうして大きく特集をしてもらえるということは、
それだけ深刻な人権侵害が入管によって行われており、その問題が社会に浸透してきたと感じます。

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(2018年10月23日 毎日新聞 夕刊)

 

【特集ワイド】
差別助長の「入管礼賛」ノー
「外国人摘発」密着番組に非難拡大 背景や制度の不備にこそ目を

毎日新聞2018年10月23日 東京夕刊
https://mainichi.jp/articles/20181023/dde/012/040/005000c

Mさん仮放免延長・クルド料理を食べながら

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おいしいクルド料理のお店があるということでクルド難民Mさんと西川口へ。
Mさんはちょうど仮放免の出頭日だったので、様子を聞かせてもらうことも含めて一緒に食事をすることに。
Mさんは無事仮放免の延長ができたそうです。といっても相変わらず1ヶ月だけの延長なので、また来月には入管に行かなくてはなりません。次回の出頭日は10月24日(水)です。
入管職員から「あなたは難民申請が不認定だったから、また収容されるよ」などと言われたそうです。再収容のプレッシャーをかけられたせいか、秋雨が降って急に冷え込んだせいかは分かりませんが、Mさんはどことなく元気がありませんでした。

レストランに着くと素敵なお料理を次々と並べられました。
ナスの煮物にヨーグルトをかけたもの(カルニアルクというそうです。とてもおいしい!)、ピリ辛の鶏肉とひよこ豆のライス、ほうれん草と挽肉とゆで卵のチーズ乗せ、卵の白身とトマトとキャベツとパセリのサラダ、羊肉とカリフラワーを煮たもの。
デザートはピスタチオのパイにシロップをかけたバクラワというお菓子です。
どのお料理も味が染みていておいしく、盛りつけも美しかったので、Mさんと一緒にすごくおいしいねぇ!と言いながら頂きました。
Mさんがいつもよりたくさん食べて笑顔が溢れていたので、なんだかこちらも嬉しくなりました。おいしいものは人を元気にする力があるんだなあと改めて思いました。

レストランには日本語が全然話せない人もいましたが、Mさんは20年近くも日本に暮らしているのでその人の言葉をすらすらと日本語に訳してくれました。

お腹も一杯になり大満足の帰りの道、歩きながらMさんはこれまでしてきた仕事の数々を話してくれました。僕は今までこういう仕事をしてきたんだよと教えてくれました。
日本語や道路工事の技術など、Mさんが長い時間をかけて習得してきたものを感じました。

少子高齢化に悩む日本は、これから多くの外国人の労働者を受け入れていこうとしています。その人たちが地域にスムーズに馴染んでいくには、Mさんのような、既に長い間日本に暮らし、私たちと十分に意思疎通ができる日本語が話せ、日本の文化をよく知っている人の橋渡しが欠かせないだろうと思いました。

 

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東京新聞特報部に在日クルド人ガイドによる東京修学旅行の記事

8月19日(日)の東京新聞の朝刊に在日クルド人による東京修学旅行ツアーについての記事。

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ツアーの内容は、クルド料理教室など初心者向けもありますが、他にも東京入国管理局の見学や、クルドと日本の虐殺の歴史についての学習、
 更には4か国のクルド人集まって、難民を扱った最古の悲劇、アイスキュロスの「嘆願する女たち」を、ペルシャ語クルド語、トルコ語で朗読。それぞれの文化固有の音楽性をよみがえらせるというワークショップまで含まれています。このワークショップはかなり玄人向けの高度なものだと感じます。
 硬軟入り混じったツアーですが、3日間の旅程でなんと延べ160人もの人が参加したとのこと。
 難民支援活動をしていると、こういう文化的な側面に目を向けた発想がなかなか浮かびませんが、様々なアプローチでクルドのことを知ってもらうのは、とても良いことだと思いました。
 何しろ、まだまだ日本ではクルドとは何か、ですとか、クルド人が難民として来ていることなどを知らない人の方が圧倒的に多いわけですから。

クルド系メディアArtı Gerçekで写真展が紹介されました

Artı Gerçekというクルド系メディアで、世界難民の日の写真展が紹介されました!

Yıkılan Kürt kentlerinin fotoğrafları Tokyo'da
破壊されたクルドの町の写真 (東京)
20 haziran 2018 - 18:48

 

写真家とカメラマン、Refik Tekinによる外出禁止令下の写真が、
東京の写真展にて展示されました。
Tekinは展示と紛争期間について話しました。

Foto muhabiri ve kameraman Refik Tekin'in sokağa çıkma yasakları döneminde çektiği fotoğraflar Tokyo'da izlenime açıldı. Tekin'le sergiyi ve çatışmalı dönemi konuştuk.
 
https://www.artigercek.com/yikilan-kurt-kentlerinin-hikayesi-tokyo-da

Mさん仮放免出頭日

今日はMさんの仮放免の出頭日でした。無事に仮放免の延長ができました。次回は8月23日(木)です。
Mさんは、7月10日に難民申請の不認定の通知を受けたわけですが、今日も入管職員から「あなたの難民申請は認めないから」と言われたそうです。Mさんが「あなたたちはトルコでクルド人が差別されているのを知っているのか?」と聞くと、「知っている」と答えたそうです。
「それならなぜ難民として認めないのか?」と聞くと、「ちょっと部屋の外で待っていて下さい」と言って、話を中断し、どこかに行ってしまうそうです。「こちらが正しい話をすると逃げてしまう」とMさんは憤っていました。
【監視体制の強化】
Mさんの仮放免の更新期間は、収容される前は2ヶ月間隔でした。しかし、収容後は、まず40日間隔となりその後、1ヶ月間隔になりました。
五輪に向けての「治安対策」として、非正規滞在者への監視が強化されていると感じました。

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