クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

6/1-6/15【緊急企画】世界難民の日イベント 入管収容問題パネル・写真展「わたしを ここから だして —入管収容所の外国人の現在(いま)—」World Refugee Day “Get me out from the Immigration Prison”Photo exhibition

 

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チラシ表

 

 

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チラシ裏

 

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バナー

【緊急企画】世界難民の日イベント 入管収容問題パネル・写真展
「わたしを ここから だして—入管収容所の外国人の現在(いま)—」

World Refugee Day “Get me out from the Immigration Prison”Photo exhibition



2019 6/1[土]-15[土]
日本教育会館 一ツ橋画廊 9:00−21:00 最終日は17時まで
入場無料

■写真とパネル展示
新聞報道で伝える入管問題/収容される難民/クルド難民とは/難民と共に生きる

共催 クルドを知る会・日本クルド文化協会・クルド人難民Mさんを支援する会


■チラシダウンロード
http://chechennews.org/sharedoc/20190601_bira.pdf


■私たちは共に生きたい——

 2019年4月の改正入管法の施行により、多くの外国人労働者を 受け入れることになりました。2020年夏には東京オリンピックパラリンピックの開催もあり、日本社会はさらに多くの外国人を迎えます。
 一方で、日本は「難民鎖国」と揶揄されるほど難民を受け入れておらず、2018年度は1万人以上が難民申請をしたにもかかわらず、認定されたのはわずか42人でした。多くの難民申請者が認定されず、かといって迫害の危険がある出身国に帰ることもできずに、日本で不安定な生活を送っています。
 なかには入管の収容所に長期間収容され、帰国を強要されることで心身ともに極限状態に陥っている方もいます。収容に耐えきれずに自殺してしまった方や、適切な医療が受けられず死亡してしまった方さえもいるのです。
 日本に暮らす私たちは、様々な背景を持ってやってきた外国人と、どのような社会を作っていきたいのでしょうか。
 排除や選別ではなく、共生への道を模索しましょう。

 

トークイベント(展覧会場にて開催)

●6月1日(土) 17:30〜18:00(参加無料)
緊急ミニ講演会 「東京入管 クルド難民救急搬送拒否事件について」

児玉 晃一 弁護士
(入管問題調査会・「ハマースミスの誓い」代表・ マイルストーン総合法律事務所)
東城 輝夫 弁護士 (上野きぼう法律事務所)

 2019年3月12日、東京入国管理局に収容されていたクルド難民申請者チョラク・メメットさんの体調が急激に悪化。面会した家族が命の危険を感じ、救急車を呼んだものの、入管当局によって二度にわたり救急搬送が拒否され、救急車が返されてしまった事件の問題点について、現場にいた弁護士からの報告。

●6月9日(日) 14:00〜16:00(参加無料)
緊急講演会
「改正入管法の陰で 長期収容に苦しむ難民申請者たち」

大橋 毅 弁護士 (クルド難民弁護団
20年以上にわたりクルド人難民の弁護活動を続ける。クルド難民弁護団事務局長。弁護団は1997年に発足し、トルコ国籍クルド人難民申請者らの法的援助を行っている。東京弁護士会所属。


■会場にて署名を集めます!

 東京入管に長期間収容されている、クルド難民申請者チョラク・メメットさんとイシル・フセインさんの解放を求める署名を会場にて集めます。お二人は健康状態や精神状態が非常に悪化しており、一刻も早い解放が必要です。ぜひご協力下さい!

■共催 クルドを知る会・日本クルド文化協会・クルド人難民Mさんを支援する会
事務局 周 香織 070-6657-6765 E-mail shukaori@yahoo.co.jp
http://kurd-m-san.hatenablog.com/

■会場アクセス
日本教育会館 一ツ橋画廊
地下鉄新宿線半蔵門線神保町駅(A1出口)徒歩3分
三田線神保町駅(A8出口)徒歩5分〒101-0003東京都千代田区一ツ橋2-6-2
道案内専用電話 03-3230-2833

 

会場設営をしました!

支援会のメンバーやクルドを知る会のメンバーの方と会場設営をしました!お手伝いいただいた皆様、本当にありがとうございました!

展覧会初日と2日目は、階上のホールで移住連さん(移住者と連帯する全国ネットワーク)の全国フォーラムがあるため、移民や難民について関心が高い方が全国からいらっしゃる予定です。ぜひ多くの方にご来場頂ければと思います!

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展覧会タイトル「わたしをここから だして」特大ポスターを掲示しました

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6/1と6/9は講演会を開催するためすっきりしたレイアウトになっています。お待ち合わせにも最適!

 

チラシの発送作業をしました!

 

展覧会のチラシが完成したので、発送作業をしました!

チラシの他に、Cさんとフセインさんの解放を求める署名の用紙と、クルド難民支援3団体が共同で作成した「クルド人を始めとする難民申請者の長期拘束に対する抗議声明」も同封しました。

クルド難民がおかれている深刻な状況について知っていただき、支援につながってゆけばと思います!

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無事、仮放免の延長ができました

5月27日(月)はMさんの仮放免手続きの日でした。無事に延長できました。
次回は6月21日(金)です。
数ヶ月前から仮放免手続きに行く度に、入管職員が「参与員インタビューの結果がだめだったらあなたをまた収容する」など、Mさんに強いプレッシャーをかけているため、Mさんは非常にストレスを感じていました。
今回も入管職員からかなりプレッシャーをかけられたそうです。
あなたはまだトルコに帰らないのか?と聞かれ、難民だから帰らないと答えたところ、今日は仮放免を延長できたけれど、取り消すことはいつでもできる。
トルコのルールが変わったので、(有効なパスポートがなくても)強制送還できるようになった。日本から入管職員が一緒に行く形で、トルコに強制送還することもできる、などと言われたそうです。
入管職員に付き添われて強制送還されることは、トルコ当局に何らかの事情があって日本から送還されたことを印象付けることになります。トルコに帰国したと同時に空港などで拘束されてしまう危険性もあります。
Mさんは、ストレスでいっぱいですよ・・・、と悲しそうに話していました。

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東京入管でストレスいっぱいに

 

【緊急企画】6/1~6/15 入管収容問題パネル・写真展「わたしを ここから だしてー入管収容所の外国人の現在(いま)ー

 

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世界難民の日イベント 入管収容問題パネル・写真展

【緊急企画】「(仮題)わたしを ここから だして-入管収容所の外国人の現在(いま)-」

2019年6/1(土)~6/15(土)
9:00~21:00 ※最終日は17時まで。
入場無料
日本教育会館1階 一ツ橋画廊

〒101-0003 千代田区一ツ橋2-6-2
地下鉄神保町駅(A1出口)下車徒歩5分
道案内専用電話 03-3230-2833

~私たちは、共に生きたい~
 2019年4月の改正入管法の施行により、多くの外国人労働者を受け入れることになりました。2020年夏には東京オリンピックパラリンピックの開催もあり、日本社会は更に多くの外国人を迎えます。
 一方で、日本は難民鎖国と揶揄されるほど、難民を受け入れておらず、2018年度は1万人以上が難民申請をしたにもかかわらず、認定されたのはわずか42人でした。多くの難民申請者が認定もされず、かといって迫害の危険がある出身国に帰国することもできずに、日本社会で不安定な生活を送っています。なかには入管の収容所に長期間収容され、帰国を強要されることで心身ともに極限状態に陥っている方も。
 入管の収容所には難民だけでなく、日本人と結婚した方や子どもが日本で育った方など、帰国できない様々な事情を抱えた方が長期間収容されています。そして収容に耐えきれずに自殺してしまった方や、適切な医療が受けられず死亡してしまった方さえもいるのです。
 日本に暮らす私たちは、様々な背景を持ってやってきた外国人とどのような社会を作ってゆきたいのか。
排除や選別ではなく、共生への道を模索しましょう。


【会場にて署名を集めます!】

東京入管に長期間収容されている、トルコ国籍のクルド難民申請者の解放を求める署名を会場にて集めます。非常に健康状態が悪化しており、重篤な状態に陥っています。ぜひご協力下さい!


■ 共催 クルドを知る会・クルド人難民Mさんを支援する会