クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

写真展の搬入

f:id:kurd-m-san:20180617133429j:plain

写真展の搬入です。
東京新聞の方が取材に来て下さいました。ありがとうございます!
今日は3階のホールで都市対抗野球大会組み合わせ抽選会なるものがあったようで、がっちりした体格の高校生や、監督と思しき人、取材に来たと見られるメディアの方がたくさんロビーを通っていきました。とりあえず、昨日作った掲示物「相次ぐ入管収容施設での重大事故」を一番目立つところに貼って、入管で起きていることを伝えました。見てくれる方もけっこういて、嬉しい限りです。

f:id:kurd-m-san:20180617153041j:plain

f:id:kurd-m-san:20180617154802j:plain

レフィックさん写真コーナーの看板・入管収容所関係の事故・事件の記事

今日が写真展の搬入日なので準備に大わらわです。
レフィックさんの写真コーナー用の看板を作りました。レフィックさんの作品は十数枚展示予定です。レフィックさんの顔写真を提供して下さったのは、DAYSフォトジャーナリズム大賞で何回も賞を取っていらっしゃる高橋邦典さんです。本当にありがとうございます!

f:id:kurd-m-san:20180616212531j:plain


入管関係の記事を集めて、掲示物を作りました。

f:id:kurd-m-san:20180616230344j:plain

こうして記事を並べてみると、改めて収容所というのはひどいところだと思いました。入管は法務省の管轄なのですが、収容所の中は人権保護が及ばない治外法権だと感じました。
 入管の収容所内はメディアが入れないので、そこで起きた事故や事件はなかなか私たちが知ることができまません。記事を書いて下さった記者の方に本当に感謝したいです。ありがとうございます!

タペストリー

DAYSの写真展が終了したので、会場で使用していたタペストリーをお借りしてきました。18日からの当支援会の写真展で展示させていただきます。ロヒンギャ難民の少女の眼差しは、まるで「私はこんなに苦しいのに、なぜあなたは見ているだけなの?」と問いかけているようです。

 

f:id:kurd-m-san:20180610185641j:plain

 

こちらの写真のキャプションはこちらです。
ロヒンギャ難民 迫害から逃れて」 ポーラ・ブロンスタイン/Getty Images
太陽が照りつける中、田んぼの泥道で泣いているロヒンギャ難民の少女。ここにたどり着くまでに、ほとんど睡眠を取らずに何日も歩き続けた。パロンカリ、バングラデシュ。2017年10月16日

クルドの写真をご提供いただきました

クルド難民の支援会の写真展なのにクルドの写真がない、ということで困っていたら、救いの手が。トルコにあるクルドの街、ジズレに、外出禁止令が出たときのクルド市民殺害の様子を撮影された方をご紹介いただき、写真をご提供いただけることに。
こちらの記事のレフィク・テキンさんという方が撮られた写真です。
「伝える 訴える」第34回(トルコ) 「対テロ戦争のはざまで」(下)
https://www.47news.jp/588319.html
外出禁止令について、あまり詳しくないので、とりあえず蕨でMさんと会い、どういうものなのか教えていただきました。

f:id:kurd-m-san:20180610131941j:plain