クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

Mさんから電話・胃の痛み

9月19日(火)、16時過ぎにMさんから電話がありました。
収容所内には公衆電話が設置されており、決められた時間内であれば、収容者は電話をかけることができます。しかし、設置されているのは、国際電話専用の電話機であるため、日本国内に電話する場合でも、国際電話と同様の1分100円ほどの高い通話料がかかります。

体調を尋ねると、一週間前から胃が痛くなり、入管で痛み止めの薬をもらったが、あまり効かず、痛みは取れていないとのこと。
血圧はだいぶ低くなっており、上が106~109で下が48ほど。
処方された血圧を下げる薬を持っているが、今、かなり血圧が低いので、それを飲むのは一旦やめることに。
明後日に、入管内でレントゲンを撮る。収容されてから1ヶ月経った人は撮ることになっている。
心臓は9月2日に痛みを感じた後は、今のところ痛まない。
支援者からは、心臓が痛くなったら、入管の担当職員にも言って、支援者にも連絡を
してください。と念押ししました。

志葉玲さんが書いて下さった記事が非常に多くの人に読まれ、ランキングで1位になったことや、DAYSJAPANに緊急キャンペーンとしてMさん解放を求める記事が掲載されたことを伝えました。
今後の面会スケジュールを伝え、「Mさんが早く外に出られるよう、私たち頑張ります!」と激励すると、Mさんは非常に元気づけられたようで「ありがとうございます!」と嬉しそうに答えてくれました。

収容されている人は、自分のがんばりだけでは、なかなか仮放免許可を得ることは難しいです。外からの助けはとても励みになるようでした。

Mさんが一日も早く入管から解放されるよう、私たちは引き続き頑張ります。