8/24(月)、18:30から法務省前で行われました 「クラスター化の恐れがある入管収容所から、被収容者を解放し、適切な対応と医療を!」の抗議行動に支援会のメンバーが参加しました。主催は「収容ではなく安心安全な暮らしを」の皆さんです。
抗議行動に先立ち1090人分の署名が法務大臣官房秘書室に提出されました。
この行動のきっかけは、8月7日に東京出入国在留管理局に収容されている男性が新型コロナウィルスにかかり、陽性と判明しました。それを受け、収容者を解放し、適切な対応と医療を求める署名活動がchenge.orgで始まりました。
コロナ感染者の発生という深刻な事態が発生したにもかかわらず、東京入管は未だ感染した男性を解放しておらず、隔離しながらを収容を続けている状態です。とても適切な対応を取っているとは思えません。
抗議行動は14人ほどが参加していました。
小規模ながらとても良いアピールが続きました。入管の収容の問題や収容所で苦しんでいる人がいること、なかなか仮放免されないこと、仮放免になっても働けないこと、難民がほとんど認定されないこと、送還を拒む人に刑事罰が導入されようとしていることなどへの憤りや驚きを、自分の感じたままの言葉で表現されていました。
苦しんでいる人のために声を上げてくれる人は優しい人だと思います。
入管収容所で起きていることをビジュアルイメージで表現する行動も準備されており、どんなことをするのかなと思ったら、紙で作った東京入管の模型の中にいる収容者の人形を、参加者がひとりひとり手に取って、救い出して行くというデモンストレーションでした。
救い出された入管の外には青空が。
そして紙粘土で作られたお人形にはひとりひとりに名前が付いていました。
「この人は病院に手錠を付けられて連れていかれた○○さん、この人はトランスジェンダーの○○さん、この人は男性収容者の前を全裸のまま連れて行かれた女性の○○さん」とお人形を作った方が教えて下さいました。
お人形には収容されている方の悲しみや苦しみが込められているのだと思いました。
法務省や入管の人たちは、収容されている人は私たちと同じ人間であるという当たり前のことをもっと自覚して欲しいと思いました。
署名は引き続き集めるそうですので、ぜひご協力をお願いいたします。
以下のキャンペーンに賛同をお願いします!