クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

J-WAVEに出演し、Mさんの収容についてお話ししました

J-WAVEの生放送、無事に終わりました。

Mさんの代理人弁護士である大橋毅弁護士が同席してくれたので、心強かったです。
大橋弁護士は、難民申請や参与員、仮放免など、制度の説明の他、なぜ日本は難民を受け入れないか、トルコ国籍のクルド人を認定しないか、などの質問にも、的確に答えてくださいました。
大橋弁護士がテンポ良く答えてくれるので、堀さんも質問が弾んでいたようでした。
私のほうからは支援者として、Mさんの難民申請のいきさつや、支援を続けていて感じていることなどをお話ししました。Mさんはもう18年も難民申請を続けているため、日本語も十分に話せますし、日本の文化にも馴染んでいます。今は就労資格がないために、働くと違反になってしまいますが、逆に言えば、就労資格さえあれば、生活保護などに頼らず、自活して生活できる人であると感じています。私たちはMさんが日本に住むことに何も問題ないと感じています、とお話ししました。
また、日本に難民を受け入れたほうが良いかどうか、という意識調査は、時折ネットなどでも見かけますが、支援者としては、まずは難民がどういうところからやってきたのか知って欲しい。爆弾が降ってくる場所から逃れてくる人たち、家に突然警察がやってきて拘束され、拷問されるような恐怖から逃れてくる人たち。難民申請者のそういう状況を知れば、安心して暮らせる場所を用意してあげたいと感じるはずです、とお話ししました。
あっという間の35分でした。
今後も継続してMさんのことを番組で取り上げて下さると言って下さったので、本当に嬉しかったです。
ナビゲーターの堀潤さん、放送作家のきたむらけんじさん、J-WAVEのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました!

f:id:kurd-m-san:20170905213307j:plain

f:id:kurd-m-san:20170905222103j:plain