クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

2022年1月21日 デニズさんの暴行事件裁判の傍聴報告

クルド難民デニズさんとあゆむ会」のメンバーの方がデニズさんの暴行事件裁判の傍聴報告を書いて下さいました。ありがとうございます!ぜひご覧下さい!

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2022年1月21日
デニズさん暴行事件国賠訴訟口頭弁論
(11:30@415号法廷)の傍聴報告
21日午前、東京地裁でデニズさんに対する暴行事件(2019年、牛久入管収容所)の口頭弁論が開かれ、約20人の支援者が傍聴するなか、裁判長が双方の論点を整理、確認を進める作業を中心に約30分間審理されました。
裁判長は「基本的には、双方の主張の主要部分は出そろったということで、いいですね?」「双方の主張を一覧表にして整理したい。私から一覧表のデータを双方に送るので、それぞれの論点が各意見書、反論書のどのページ・どの部分に書かれているか返信で書いてほしい」と話していました。
裁判長は入管がデニズさんに対する「隔離措置」を5日間も続けたことについて、入管当局(被告)側により明確な説明を求めました。
原告(デニズさん)側に対しても「入管側がやるべきことをしなかった不作為があった」と主張しているが、その具体的な説明を求め、次回と次々回で書面提出するよう求めました。
次回は3月17日(木)11:40から、次々回は5月13日(金)11:30から、いずれも415号法廷での開催です。
関心のある方、支援をしたい方など、奮ってご参加下さい。
今回も学生さんで、新しい支援の仲間が駆けつけてくれました(傍聴整理券の配布などはありません。直接、その時間に4階の法廷に入れます)

【明日】11/26(金)10:30-東京地裁415法廷 クルド難民デニズさん暴行事件裁判

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明日、デニズさんの暴行事件についての裁判があります。傍聴にお越しになれる方、ぜひよろしくお願い致します。傍聴希望者多数の場合は、お入りになれない場合がありますのでご了承下さい。2019年1月19日に東日本入国管理センター内でデニズさんが入管職員から受けた暴行事件についての裁判です。

どうぞよろしくお願い致します。

クルド難民デニズさん裁判】

2021年11月26日(金)10時30分~ 東京地裁415法廷にて
クルド難民収容者暴行事件国賠訴訟」
https://www.facebook.com/walkwithDeniz

2019年1月19日に東日本入国管理センター内でデニズさんが
入管職員から受けた暴行事件についての裁判です。

東京地方裁判所アクセス
東京都千代田区霞が関1-1-4
地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分
地下鉄有楽町線桜田門駅」5番出口から徒歩約3分)
https://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html


【在留特別許可を求める署名】

法務大臣: クルド難民デニズさんに在留特別許可を求める署名」
キャンペーンに賛同をお願いします!
https://chng.it/yws7khr9Gb

※2021年11月25日現在、ネット署名は6,075筆集まっています。


【デニスさん関連記事】

人間として扱え! 衆院選で問われている、至極あたりまえのこと
この国に足りない「人権」を根づかせる一歩に
松下秀雄「論座」編集長
論座 2021年10月28日
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2021102700002.html


送還ではなく保護を  在日難民の肖像
共同通信   2021年10月12日
https://www.47news.jp/photo/focus-frame/6904608.html


山形国際映画祭 「牛久」 長期収容の実態語る
朝日新聞 2021年10月9日
https://www.asahi.com/amp/articles/ASPB86TLFPB8UZHB002.html


Asylum seekers speak out about cruel detention in secretly shot film
(難民申請者は密かに撮影された映画で残酷な収容について話す)
The Asahi Shimbun  October 11, 2021
https://www.asahi.com/ajw/articles/14458573


山形国際映画祭 「牛久」 長期収容の実態語る
朝日新聞 2021年10月9日
https://www.asahi.com/articles/ASPB86TLFPB8UZHB002.html


10月10日付のカトリック新聞(第4594号)にデニズさん出演の映画「牛久」の記事掲載。
http://www.cwjpn.com/cwjpn/

9月25日発売の朝日中高生新聞にデニズさんのインタビュー掲載
https://www.asagaku.com/


(デニズさん暴行事件 参考映像)

「ガラ」と見下す風潮 元職員が明かす入管の人権意識
毎日新聞 2021年5月12日
https://www.tiktok.com/@mainichi_news/video/6961321001896381698
※43,500 回視聴されています。


入管収容者制圧の映像公開 「痛い」叫ぶクルド人
共同通信 2019年12月19日
https://youtu.be/6K30zOULa5I
※82,000回視聴されています。


news23】衝撃の内部映像、収容者“暴行”入管施設で何が?
TBS NEWS 2019年12月24日
https://youtu.be/95piEZ54y34
※162,597 回視聴されていましたが、今は再生できなくなっています。


衝撃映像:入管施設での集団暴行の実態
志葉玲 Rei Shiva 2019年12月24日
https://youtu.be/g2MowIxv46A
※41,396 回視聴されています。


続く苦しみ 入管収容施設から解放された後も クルド難民デニズさん入院
Deniz, a Kurdish asylum seeker, was hospitalized.
2021年3月27日
https://youtu.be/6aiPrDKYG5Y
※2,450 回視聴されています。


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クルド難民デニズさんとあゆむ会
Walk with Kurdish Refugee Deniz
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ツイッター https://twitter.com/walkwithDeniz
ブログ  https://walkwithdeniz.hatenablog.com/

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11/20「貧困ジャーナリズム大賞2021」受賞作品 やさしい猫/海辺の彼女たち/ルポ入管/共同通信 わたしの居場所

反貧困ネットワーク主催の「貧困ジャーナリズム大賞2021」の授賞式とシンポジウムが11月20日に開催されました。
受賞作品には入管や外国人の人権問題についてテーマにしたものが多数ありましたのでご紹介させて頂きます(敬称略)。
※授賞式に出席された方から受賞者一覧の資料をご提供頂きました。ありがとうございました。

【貧困ジャーナリズム特別賞】

 中島京子 小説『やさしい猫』(中央公論新社

 藤元明緒 映画「海辺の彼女たち」

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【貧困ジャーナリズム賞】

『ルポ入管 絶望の外国人収容施設』(ちくま新書)平野雄吾(共同通信社

「わたしの居場所」を含む在日外国人らに関する入管政策についての一連報道
 原真(共同通信社)

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「貧困ジャーナリズム賞2021」(第14回)

「生理の貧困、9060、難民虐待・・・コロナで深刻化する“貧困”」

授賞式&シンポジウム
日時:2021年11月20日(水) 14:00~16:40
会場:水道橋「全水道会館」4階大会議室
主催:一般社団法人 反貧困ネットワーク代表理事宇都宮健児 弁護士)


「貧困ジャーナリズム大賞2021」受賞者一覧

【貧困ジャーナリズム大賞】

NHK「生理の貧困」に関する一連の報道活動
市野凜、松田伸子、吉永なつみ、新井直之ほか「生理の貧困」取材チーム(NHK)


【貧困ジャーナリズム特別賞】

中島京子
小説『やさしい猫』(中央公論新社


瀬々敬久
映画「護られなかった者たちへ」


藤元明緒
映画「海辺の彼女たち」


【貧困ジャーナリズム賞】

NNNドキュメント「おいてけぼり ~9060家族~」
森葉月、佐藤綾子(中京テレビ)


NHK ETV特集「ドキュメント 精神科病院×新型コロナ」
持丸彰子、青山浩平、海老沢真、真野修一(NHK


TBS「報道特集」“格差と貧困”に注目した一連の報道
河北敏之、瀬戸雄二、武井一裕ほか「格差と貧困」取材チーム(TBS)


『格差と分断の社会地図』(日本実業出版)
石井光太
https://honto.jp/netstore/pd-book_31103404.html


『ルポ入管 絶望の外国人収容施設』(ちくま新書
平野雄吾(共同通信社
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480073464/


『愛をばらまけ─大阪・西成、けったいな牧師とその信徒たち』(筑摩書房
上村真也(読売新聞大阪本社
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480818553/


『ルポ「命の選別」 誰が弱者を切り捨てるのか?』(文藝春秋
千葉紀和、上東麻子(毎日新聞社

books.bunshun.jp


「わたしの居場所」を含む在日外国人らに関する入管政策についての一連報道
原真(共同通信社)


非正規教員問題を巡る一連の報道
大久保昴(毎日新聞社


『コロナ禍の東京を駆ける~緊急事態宣言下の困窮者支援日記』(岩波書店
小林美穂子、稲葉剛、和田静香
https://www.iwanami.co.jp/book/b539123.html


ひきこもりの悪質支援事業者の手口や被害の実態をリポートした
朝日新聞の連載記事「『引き出し』ビジネス」と関連記事
高橋淳(朝日新聞)


(関連リンク)

貧困ジャーナリズム大賞授賞式&シンポジウム 
11/20(土)14:00~

hanhinkonnetwork.org


NHK「生理の貧困」取材チームが「貧困ジャーナリズム大賞」を受賞
NHK 2021年11月20日

www.nhk.or.jp


貧困ジャーナリズム賞に朝日新聞連載 「『引き出し』ビジネス」など
朝日新聞 2021年11月20日

www.asahi.com


貧困ジャーナリズム賞に毎日新聞の大久保、千葉、上東記者
毎日新聞 2021年11月20日

mainichi.jp

 

 

9/17(金)11時00分~ 東京地裁415法廷クルド難民デニズさん裁判

クルド難民デニズさんの支援関係情報

クルド難民デニズさん裁判】

2021年9月17日(金)11時00分~ 東京地裁415法廷にて
クルド難民収容者暴行事件国賠訴訟」

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2019年1月19日に東日本入国管理センター内でデニズさんが
入管職員から受けた暴行事件についての裁判です。

東京地方裁判所アクセス
東京都千代田区霞が関1-1-4
地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分
地下鉄有楽町線桜田門駅」5番出口から徒歩約3分)

https://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html


(参考映像)

「ガラ」と見下す風潮 元職員が明かす入管の人権意識
毎日新聞 2021年5月12日
https://www.tiktok.com/@mainichi_news/video/6961321001896381698
※43,500 回視聴されています。


入管収容者制圧の映像公開 「痛い」叫ぶクルド人
共同通信 2019年12月19日
https://youtu.be/6K30zOULa5I
※78,351 回視聴されています。


news23】衝撃の内部映像、収容者“暴行”入管施設で何が?
TBS NEWS 2019年12月24日
https://youtu.be/95piEZ54y34
※160,131 回視聴されています。


衝撃映像:入管施設での集団暴行の実態
志葉玲 Rei Shiva 2019年12月24日
https://youtu.be/g2MowIxv46A
※41,360 回視聴されています。


続く苦しみ 入管収容施設から解放された後も クルド難民デニズさん入院
Deniz, a Kurdish asylum seeker, was hospitalized.
https://youtu.be/6aiPrDKYG5Y
※2,297 回視聴されています。 2021年3月27日


【在留特別許可を求める署名】

法務大臣: クルド難民デニズさんに在留特別許可を求める署名」 
※2021年9月8日現在、ネット署名は6,040筆集まっています。

http://chng.it/QVCY5t5p

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chng.it


【公共訴訟】

社会課題の解決を目指す“公共訴訟”プラットフォーム #CALL4 。入管収容施設内で起きたクルド難民デニズさんの暴行事件についても取り組んでいます。駅貼りのポスターは係争中の裁判については掲示できないということで却下されてしまったそうです。

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「司法をひらく」ポスターは幻か 日本初の駅貼り裁判告知をやろうとしたけれど
共感が社会を変える 2021年9月2日

https://www.call4.jp/column/?p=953

www.call4.jp

#私たちは声をあげる
#CALL4 

ドキュメンタリー映画「東京クルド」を観て来ました

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渋谷のシアターイメージフォーラムドキュメンタリー映画「東京クルド」を観て来ました。

とても良い内容でした。観ていて何かせずにはいられない気持ちがこみ上げてきます。日向史有監督の舞台挨拶もとても良かったです。
私は17年間クルド難民の支援を続けていますが、こういうドキュメンタリーが出てきてくれることを、ずっと待ち望んでいたのだと感じました。

日本で暮らすクルドの人たちの、とりわけ日本で育った彼らの日々の姿を見れば、難民を受け入れると日本の負担が増えるとか、治安が悪化するとか、そういう誤解や不安は吹き飛ぶと思いました。

理不尽な状況は観ていて胸が痛くなりますが、それ以上に主人公のラマザン君とオザン君を応援したくなります。
そしてなぜ入管はこの人たちを受け入れないのか?という疑問がふつふつと湧いてくると思います。
この人達を追い出すことは一体誰が望んでいることなのか?

映画の中で、ラマザン君は通訳になるという夢を叶えるために、多くの語学学校に電話しますが、仮放免であることを理由に断られ続けるシーンがあります。それでも進学の夢を捨てず、ラマザン君は自動車大学校に入学し、整備士を目ざします。
「やらないでダメだったより、やってダメだった方がいい」という言葉が心に残ります。

また、オザン君が解体現場で働いたり、解体以外の仕事をしたいと思い、ラマザン君の励ましを受けて、芸能事務所で面接を受け、芸能活動に踏み出そうとするシーンもあります。そしてオザン君はそれを隠さずに入管に伝えます。入管は仮放免中の人の就労を禁じているため、就労を理由に収容されるリスクもありるにもかかわらずです。
夢のためにと正面から就労許可をもらいに行っても入管では一顧だにされず、許可はもらえません。芸能事務所にそれを伝えるオザン君の姿は心が痛くなります。

自分の努力でどうにもならない、圧倒的な不条理が彼らの人生を覆っているのです。

彼らの姿を見て「頑張って」と言うのは躊躇われます。
これ以上ないくらい頑張っている人たちに、一体なにを頑張らせようというのか。
これは彼らの問題ではなく、私たち日本社会の側の問題なのだと気付かせてくれます。
入管は、これがルールだからですとか、ルールを守れと言いますが、でもそれはルールの方がおかしいのではと感じます。

映画のラスト、オザン君が暗闇の中、車を猛スピードで走らせるシーンは強い印象を残します。唸りを上げるエンジンの音は彼の叫びにも聞こえます。
自分を認めてくれるところに行きたい。
その声に応えるのは誰なのか。それは私たち自身しかないと思います。

ウィシュマさんが亡くなられた事件を通じて入管の問題が社会に知られるようになりました。入管法改正案の成立が見送られた今、私たちの社会はどうあるべきなのか。深い示唆を与えてくれる映画「東京クルド」。
今ぜひ多くの方に観て頂きたい一本です。

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上映情報

映画「東京クルド TOKYO KURDS」 本日より公開です。
https://tokyokurds.jp/

夢みてしまった。絶望の国で―――18歳のオザンと19歳のラマザン 差別的な入管法
1%に満たない難民認定率 それでも青春を生きる二人の物語

2021年/日本/103分/カラー/DCP/配給:東風
2021年7月10日公開~終了未定

 

東京・渋谷シアターイメージフォーラムにて7月10日より公開。

●7月10日(土) 全回、日向史有監督による舞台挨拶開催

※11:00/13:30/16:00の回→上映後15〜20分程度の舞台挨拶
18:30の回→上映前に5分程度の舞台挨拶


●上映時間7/10㊏〜7/16㊎ 11:00/13:30/16:00/18:30

 

【上映館情報】

(関東)

東京都
渋谷区
シアター・イメージフォーラム 7月10日(土)より公開

●上映時間7/10(土)〜7/16(金) 11:00/13:30/16:00/18:30

*7/17(土)以降も続映ですが上映回数が少なくなります。
 お早めにどうぞ!

埼玉県
川口市
イオンシネマ川口 7月16日(金)より公開
クルドの方々にも見に行きやすい川口で上映です!

川越市
川越スカラ座 9月4日(土)~9月17日(金)

群馬県
高崎市シネマテークたかさき 7月31日(土)より公開
●7月31日(土) 12:50の回上映後、日向史有監督によるリモート舞台挨拶開催

神奈川県
横浜市横浜 シネマ・ジャック&ベティ近日公開


(中部)

愛知県
名古屋市名古屋シネマテーク 7月31日(土)より公開

石川県
金沢市シネモンド  7月31日(土)~8月6日(金)
                   備考: 8月4日(水)休映

新潟県
上越市高田世界館  7月31日(土)~8月13日(金)
                   備考: 火曜休映
新潟市シネ・ウインド   9月4日(土)より公開

長野県
長野市長野相生座・ロキシー9月17日(金)より公開


(近畿)

大阪府

大阪市
第七藝術劇場7月10日(土)より公開
●7月11日(日) 12:10の回上映後、日向史有監督による舞台挨拶開催

京都府

京都市
出町座7月23日(金祝)より公開
●7月23日(金祝) 11:35、13:35の各回上映後、日向史有監督による舞台挨拶開催

兵庫県
神戸市
元町映画館7月24日(土)より公開


(中国・四国)

広島県

広島市
横川シネマ 8月8日(日)より公開

愛媛県

松山市
シネマルナティック近日公開
備考: 火曜休映

(九州・沖縄)

福岡県

福岡市
KBCシネマ1・2近日公開

大分県

大分市シネマ5 8月7日(土)~8月13日(金)
備考: 8月9日(月)休映


多くの著名人の方がコメントを寄せています。

温又柔さん   小説家、
上出遼平さん  テレビ東京『ハイパーハードボイルドグルメリポート』プロデューサー、
諏訪敦彦さん  映画監督
せやろがいおじさん(えもやん) お笑い芸人、YouTuber、
高谷 幸さん  東京大学教員
鴇沢哲雄さん  フリーライター、「日本で生きるクルド人」著者、元毎日新聞記者
中島京子さん  小説家
西森路代ざん  ライター、ハン・トンヒョン日本映画大学教員、
星野智幸さん  小説家、
堀潤さん    ジャーナリスト/映画監督、
望月衣塑子さん 東京新聞記者、
望月優大さん  ライター、
森達也さん   映画監督・作家、
綿井健陽さん  ジャーナリスト・映画監督
※五十音順/敬称略

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【世界難民の日イベント】「在日クルド人の現在2021」展と関連イベントのお知らせ

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「在日クルド人の現在2021展」

6月20日世界難民の日

川口市を中心に埼玉県南部には「国を持たない世界最大の少数民族」であるクルド人が,2000人以上住んでいるといわれています。トルコから逃れてきて難民申請をしている人が大半ですが、これまでに認定された人はひとりもいません。日本の難民認定率は0.4%(2019年)と非常に低い状態です。
6月20日は「世界難民の日」です。しかし、難民申請をしている人が身近にいることを多くの人は知りません。

在日クルド人の等身大の姿を知って頂きたいという思いからクルド関連の催しが
多数企画されました。

展覧会やオンライン講演会、写真展、上映会、手芸教室など盛りだくさんの内容です。
この機会にぜひご参加ください。

 

在日クルド人の現在2021展 特設サイト

https://kij2021.blogspot.com/p/blog-page.html

 

クラウドファウンディングも実施中です。
目標金額は40万円です。現在約80%達成しています。

https://motion-gallery.net/projects/kurdsinjapan2021

motion-gallery.net

 

一連のイベントを簡単にご紹介いたします。


【展覧会】「在日クルド人の現在2021展」

6月9日(水)~13日(日)10:00~18:00(最終日は15:00)
場 所:川口市立アートギャラリー・アトリア 入場無料
    (埼玉県川口市並木元町1−76)
出品作家:
久保田徹(ドキュメンタリー映像作家/Docu Meme所属)
齊藤幸子(写真家)
中島夏樹 (作曲家/映像作家)
BARBARA DARLINg(アーティスト)

長年在日クルド人との交流を続けている人たちがいる一方で、文化の違いなどから
誤解や摩擦が生じる場面も見られます。
彼女・彼たちがなぜ日本に来たのか。どのように生き、何を思いながら日々暮らして
いるのか。
川口市蕨市で暮らす在日クルド人の等身大の姿をまずは知っていこうという思いから、クルドコミュニティのあるこの場所で展覧会を企画しました。
4名の作家の視点を中心に構成する本展を通じて、わたしたちが共に生きる意味を
考えるきっかけとなれば幸いです。

 

会場内で在日クルド人の歴史30年を記録した小冊子「在日クルド人の1990-2021」を
販売(販売価格1,000円(予定) 36ページ A5版 カラー)。

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在日クルド人の歴史30年を記録した小冊子「在日クルド人の1990-2021」を 販売(販売価格1,000円(予定) 36ページ A5版 カラー)

 

kij2021.blogspot.com


【オンライン講演会】

「その虐殺は皆で見なかったことにした トルコ・クルドの町で起きた惨劇」

6月11日(金) 19:00~21:00※オンライン配信
講演者:舟越 美夏(ジャーナリスト)
登壇者:在日クルド人/松澤秀延(クルドを知る会)/齊藤幸子(写真家)
場 所:※コロナ感染対策によってオンラインのみで開催となりました。
参加費:500円 (定員70名)*高校生以下無料
要申込
申 込:オンラインフォーム 

https://bit.ly/3ebzBN3


お問い合わせ:kurd316★yahoo.co.jp      ★を@に変えて下さい。

2015年から16年にかけてトルコ南東部でクルド人虐殺事件が起きた。
しかしその事実はあまり知られていない。この事件の状況や経緯、長い間虐げられてきたクルド人の悲劇はなぜ国際社会から見過ごされてきたか、ジャーナリストの舟越美夏氏が講演する。
また、同会場で支援団体「クルドを知る会」代表の松澤秀延から在日クルド人の紹介と
当事者の登壇、「在日クルド人の現在2021」展の出展作家の写真家・齊藤幸子氏
から展示内容の簡単な紹介も行う。

https://kij2021.blogspot.com/p/blog-page_67.htm

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関連書籍
「その虐殺は皆で見なかったことにした トルコ南東部ジズレ地下、黙認された惨劇」
舟越 美夏 著 河出書房新社 2,640円

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【映画上映会】『Voices from the homeland』上映&監督アフタートーク

6月20日(日)14:30~16:30
場所:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 参加費:500円(高校生以下無料)
   ※上映時間60分(使用言語:クルド語・トルコ語・日本語)
   ※上映後に監督によるトークがあります。
監督:中島夏樹(作曲家/映像作家)

アフタートーク
司 会 中島由佳利(クルドを知る会)
ゲスト 中島夏樹(監督)・磯部加代子(トルコ語翻訳者)

クルド語り部・歌い手である「デングべジュ」のドキュメンタリーフィルム。
2019年から2021年にかけて、トルコ南東部、北クルディスタンにて撮影された「声」と
「記憶」についての物語。

kij2021.blogspot.com

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【写真展】「日本とトルコ クルド人のいま」

6月8日(火)~6月13日(日) 10:00~18:00※最終日は17:00まで
出品作家:
Fedrico Borella(イタリア人写真家)
Refik Tekin(クルド人写真家)
場所:M-GALLERY(川口市幸町3-1-15-G JR川口駅東口徒歩7分)入場無料

日本で自らの力で生きるクルド難民の暮らしと、トルコにおけるクルド人の弾圧。
なぜクルド人が日本に逃げてくるのかを写真を通じて紹介。

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https://kij2021.blogspot.com/p/blog-page_29.html

https://kij2021.blogspot.com/p/blog-page_29.html


〇コラボ企画〇

6/1(火)~13(木) 11:00~20:00
「川口に住むクルド人たちの写真展」

会場:Antenna Books & Cafe ココシバ(川口市芝5-5-13 JR蕨駅東口徒歩5分)
   入場無料(お店のため1オーダーお願いします)

https://m.facebook.com/events/172620404696691

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6/15(火)13:30~15:30 
クルドの編み物オヤの初心者向け教室」
参加費:2500円(コーヒー又は紅茶と焼き菓子お土産付き)
募集人数:6名
持ち物:楽しむ気持ち
会場:フレンチレストラン「プラシャルルー」

蕨市にある素敵なフレンチレストラン「プラシャルルー」さんをお借りして
初心者向けオヤ教室を開催します。
レッスンメニューはブレスレット「春夏秋冬の道」又はピアス(イヤリング)
クルドの星」です。

https://m.facebook.com/events/458986341858077


主催 :在日クルド人の現在2021 実行委員会
助成:一般財団法人大竹財団
お問い合わせ : kurdsinjapan2021★gmail.com

        ★を@に変えて下さい。

在日クルド人の現在2021 実行委員会 参加団体
クルドを知る会
クルド人難民Mさんを支援する会
クルド日本語教室
クルド文化教室