Mさんの近況などを聞くため、電話で話しました。
入管から手紙が今日届いたとのこと。中身はMさんの仮放免手続きの日程を通知する呼出状でした。
4月7日に出された緊急事態宣言を受けて、入国管理局の「3密」状態を緩和するため
仮放免者には出頭義務が当面免除されていました。
Mさんにも4月9日に東京入管からその旨と、次の出頭日については手紙でお知らせします、と電話連絡が来ていました。
届いた呼出状によりますと、Mさんの次の出頭日時は6月17日(水)の10時00分、
東京入国在留管理局執行第二部門とのことでした。
呼出状と一緒にやさしい日本語で書かれた手紙も同封されていました。
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「仮放免者の方へ
新型コロナウイルスの感染を防ぐため、あなたの仮放免出頭日を変えました。※
次の「呼出状(REQUEST FOR APPEARANCE)」に書いてある日が、あなたの新しい
仮放免出頭日です。
分からないことがあったら、入管に電話をしてください。
東京出入国在留管理局違反審査部門(仮放免担当)
電話番号:0570-034259(000→4→8→電話交換へ)
※We changed the date you need appear for Provisional Release,
because of Coronavirus Disease 2019(COVID-19).」
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支援会からMさんにトルコ語のコロナ感染症予防の案内(クルドを知る会さん作成)と少しですがマスクを送っていたので、届いたかどうか聞くと無事に届いていますと、嬉しそうでした。
健康状況を聞くと、以前は咳がひどかったが今は落ち着いているとのことでした。
薬局で買った咳止めの市販薬を飲んでいたので、それが効いたのだと思います。風邪か花粉症だったのかもしれません。
重篤化しなくて良かったと思いました。
4月30日に日本政府は緊急事態宣言を1か月程度延長することを発表しました。
6月17日のMさんの仮放免手続きの日までに解除されるのか何とも言えませんが、感染リスクを抑えるためにも、仮放免手続きはコロナ終息まで免除されればよいのですがと思いました。