松澤秀延さん個展、第3日目。
午前中に会場に伺うと松澤さんの奥様がいらっしゃいました。
今日は松澤さんは東京入管に収容されているクルドの方の面会に
入られたそうです。
「個展の最中なんだから、遠くから会いに来られる方もおられる
し、こういう日くらい面会をお休みすればいいのに」と仰ってい
ましたが、
個展の最中でも地道な支援活動を休まないところが松澤さんの素
晴らしいところだと感じます。
奥様とお話ししていると会館の事務局の方が通りかかって、壁に
かけているクルドの旗を指差し、昨日、会館を利用された方が電
話を掛けて来られて、あの壁にかかっている旗はどこの国の旗で
すか?と質問なさったので、事務局の方はクルドの旗だと思いま
すと答えて下さったそうです。
代わりに答えて頂けて大変嬉しく思いました。ありがとうござい
ます。
クルドの旗は珍しいのか、会場に立っていると何人かの方からあ
の旗は何の旗ですか?と質問を受けました。
ちなみにクルドの旗に使われている色にはそれぞれ意味があり、
赤はクルド人の血、白は平和と平等、緑は自然、黄色の太陽は生
命を意味しているそうです。
夕方、面会を終えた松澤さんが、大学の先生や学生さんとともに
いらっしゃいました。本当にお疲れ様でした。
展示してある抽象画や模型飛行機は販売も可能だそうです。もし
ご興味ある方はぜひ松澤さんにご相談下さい。
売り上げはクルドの子どもたちの進学支援に充てられるそうです
。