クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

企画展会場にて上映中の映像をYoutubeにアップしました!

企画展会場にて上映中の映像をYoutubeにアップしました!

難民認定申請者への暴行映像(2019.01.19撮影)・東日本入国管理センターに収容中の難民認定申請者からの電話(2020.01.08録音)  4分4秒

https://youtu.be/fPpl9xwKmRc

 
難民認定申請者への暴行映像】

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映像タイトル:難民認定申請者への暴行映像

撮影者   :東日本入国管理センター職員
撮影日   :2019年1月19日
撮影場所  :茨城県牛久市 東日本入国管理センター
映像の長さ :1分22秒
 
東日本入国管理センター(通称:牛久入管)で2019年1月、職員に取り押さえられた際に暴行を受けたとして、クルド人難民認定申請者デニズさん(名字は非公開)が国に損害賠償を求めた裁判において、国側は2019年12月19日、取り押さえる様子を録画した映像を証拠として東地方裁判所に提出した。デニズさん側の代理人弁護士が同日の口頭弁論終了後、映像を公開した。
 
 
【東日本入国管理センターに収容中の難民認定申請者からの電話】

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映像タイトル:東日本入国管理センターに収容中の難民認定申請者からの電話
録音日   :2020年1月8日
録音場所  :神奈川県川崎市
音声の長さ :2分37秒
 
東日本入国管理センターに収容中のクルド人難民認定申請者デニズさんから、日本社会の人々に向けて音声メッセージが届いた。
 
字幕:
皆さん、こんにちは。
私、デニズです。
今、茨城県牛久入管にいます。
 
私は2016年5月15日から、今まで入管に(収容されて)います。
2回ハンガーストライキをやって、
1回目のハンストで2週間外に出て、
2回目のハンストで2週間出て、
3回目のハンストは1週間やりましたが、
体の体調が悪くなって、ハンストはやめました。
 
入管の中で私はひどいことがあった。
それで今、裁判を続けている。
入管の中で本当に誰も分からないようなひどいことが起きています。
いじめて、私たちを怒らせて、手を出した、ということですごくいじめている。
私たちは精神的に悪くなって、体も、精神的にも悪くて、そういう状態で生きています。
 
今、私はここにいますが、私たちの状況は分からないと思います。
あなたたちにいろいろなことを教えたいのですけども、入管のことはニュースでもインターネットでも、私が裁判を起こしたお陰で出ていると思います。
 
今、私は寝られない、起きる、悪い夢を見ている、薬をいっぱい飲んでいるせいです。
寝る薬も。
でも全然、寝られないです。今、体調は悪いです。
あなたたちは、(ここにいる)私たちのことを分かって欲しいです。
 
あなたたちも一緒に、頑張って欲しい。
私たちがここにいる間は、長い間です。
奥さんがいる人たち、子どもがいる人たちが(収容されて)ここにいる。
分かれて暮らすことで、入管が欲しいことは、私たちがここにいる間、
家族はバラバラ、人生はバラバラ、未来をバラバラにして、それでまるで映画を観るように座って見ているだけです。
 
私たちはここで、本当に悪くなった。
私たちはこの中で、あなたたちは外で、一緒に頑張りましょう。
皆さん、ありがとうございます。