クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

写真展3日目

写真展3日目です。
今日、6月20日世界難民の日です。
今日はどんな方にお越し頂けるでしょうか。
会場に写真展の紹介記事を貼りました。

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昼に会場に行くと、年配の女性グループ3~4人ほどが写真を見ていらっしゃいました。ご覧になったあと、皆さんで「日本は難民を受け入れないのよねー」と感想を話していらしたので、そうそう、そうなんですよ、と内心思っていたら、「私が死ぬまで受け入れないで欲しいわー」という言葉が続きました。

・・・。
恐らく難民を助けた方がいいとは思うけど、自分のそばにこられるのは、抵抗がある、ということなのだと思います。

このようなご意見はよく耳にするので、難民支援者としては、こういった方々を説得するための言葉を持たないといけません。
多くの人が難民がどういった人なのか、日本でどうやって暮らしているかを知らないと思われます。
なので、日本には既に多くの難民申請者が来ていること。認定はされないものの、既に長年日本に暮らしていて、日本語も話せ、文化にもなじんでいる人も多いこと、日本人と結婚している人もいること、子どもがいる人は子どもを地域の公立学校に通わせていること、などを知ってもらえばいいのではないかと思いました。

会場に、外国につながる生徒のための進学ガイダンスのチラシを置かせていただきました。在留資格についての相談コーナーもあるそうです。ご興味のある方、ぜひお持ち下さい。

 

以前、一緒にお仕事をしていた方がご来場されました。
いつもこういった活動を応援して下さり、様々な助言をして下さるのでとても嬉しく思っています。Mさんの在特を求める署名もして下さいました。いつも本当にありがとうございます。

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中野でも難民の写真展を開催されているのですが、その写真展をご覧になってから、こちらにおいで下さった方がいらっしゃいました。難民写真展を巡って下さって、本当にありがとうございます。

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今日は雨でしたが、だいぶお客様がいらしたようです。
会場にほとんどおりませんが(すみません)、会場に置いてあるMさんの在留特別許可を求める署名には、多くの方がお名前を書いて下さいました。
本当にありがとうございます。

難民を敬遠する方もいらっしゃる一方で、こうして難民について理解してくださり、一緒に日本で暮らすことに賛同して下さる方も必ずいらっしゃいます。
そうした方々と繋がっていくことが大切なのだと、改めて感じました。

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