クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

写真展初日

いよいよ写真展初日です。
中国の留学生の方が6人ほどが見に来てくださいました。
この会館でお掃除のお仕事されている皆さんだそうです。ありがとうございます!
一緒にお仕事されている日本人の職員の方が1枚1枚、写真の説明をしてくださったそうです。本当にありがとうございます!職員の方は、ロヒンギャの少女の涙の写真が心に残ったそうです。心が痛くなる、と、話してくださいました。

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昼休み、レフィックさんの写真をじっと見ている方がいらっしゃいました。こういった戦争や紛争地の写真や映画をよくご覧になっている方だそうです。レフィックさんがこのジズレの街で写真を撮られた状況を説明すると、とても驚いていらっしゃいました。すごい状況下で撮ったのですね!と、感想を言って下さいました。

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この日は上のホールで看護系大学の催しがあったようで、大勢の方がロビーを行き来していました。看護の関係者が多いせいか、「入管収容所での重大事故」(自殺や未遂、医療の問題が多く載っている)の掲示や、クルドの人々が苦しんでいるレフィックさんの写真をご覧になっている方が多くいらっしゃいました。

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職場の方が写真展を見てくださいました。
DAYSの写真賞をご覧になり、いろいろな人がいろいろな地域を撮っているのね!と驚いていらっしゃいました。豪華絢爛なドバイの写真をご覧になって、あそこはすごいわね。バブルなのね!と感想を漏らしていらっしゃいました。

帰り際、すっかり静かになったロビーを通りかかると、じっと写真を見つめているサラリーマン風の方が。
DAYSの写真を一つ一つ時間をかけてご覧になっていました。DAYSの写真の力を感じるときは、こういう時です。写っているものは胸が苦しくなるような辛い写真が多いですが、目が離せなくなる不思議な力があります。知らなくてはならないものを知らせる力が、そうさせているのだと思っていました。
写真展のチラシをお渡しし、日曜日のトークイベントをご案内しました。

クルド人問題と日本の難民問題を解説するものを掲示しています。

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 世界で起きていることと、日本で起きていることがつながっていることを感じていただければ嬉しいです。

多くの方にご来場頂きました。
ありがとうございました!