クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

2017年12月7日(木) Mさんと面会・Mさん早期解放を求める嘆願書の提出

12月7日(木)支援会メンバーとその友人(アメリカ人市民運動家)含めて4人で東京入管に行き、Mさんと面会しました。

その後、入管6階の違反審査部門と4階の総務課に、Mさんの早期解放と
処遇改善のための嘆願書の提出を行いました。
Mさんと面会したところ、1ヶ月前に面会した時よりも更に痩せており、顔色も蒼白という感じで、体調の悪さを感じました。体重は収容前と比べて6kgも減ってしまったそうです。話し方にもなんとなく余裕の無さを感じました。
体調について聞いてみたところ、あまり良くないとのこと。
持病の頸椎ヘルニアによる首や腕の痛みや、ストレスからと思われる胃の痛 み、高血圧による心臓の痛みの回数増加などがありましたが、11月中旬頃からは足の痛みが始まったそうです。左足や左膝がひどく痛むとのこと。布団が柔らかいせいか、畳での生活のせいなのかは分からないが、他の収容者にも同じような症状が出ているとのこと。
10月のことですが、心臓が痛くなったのでロッカーの自分の荷物からニトロのスプレーを出してもらうよう職員にお願いしたものの、様々な確認や手続きがあるのか、出してもらうのに10分ほどかかったとのこと。心臓発作という緊急性を要する対応にこれほど時間がかかることに驚きました。手遅れにならないか不安を感じました。
雑誌DAYSJAPANのフォローアップ記事や支 援者が取材を受けた新聞の記事などを差し入れし、Mさんに見てもらいました。ありがとうございます、と嬉しそうにしていしました。日本語が読める収容者がいるから、その人に読んでもらいます、と言って笑顔を見せてくれました。

面会終了後は入管6階の違反審査部門と4階の総務課に、Mさんの早期解放と処遇改善のための嘆願書の提出を行いました。
Mさんのかかりつけ医が面会し、それをもとに聞き取りした健康状態についての意見書を提出しました。
また、Mさんの収容について取り上げて下さったDAYSJAPANのフォローアップ記事や新聞の記事のコピーも同時に提出しました。Mさんの収容について多くのメディアが関心を持っていること、報道を見た方からたくさん の応援メッセージをいただいていることを、支援者から説明しました。

 

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