クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

東京新聞特報部に牛久入管で収容に苦しむクルド男性の記事

f:id:kurd-m-san:20180703064359j:plain

www.tokyo-np.co.jp

 

7月1日(日)の東京新聞の特報部に、牛久入管で収容に苦しむクルド男性の記事が掲載されました。(直接Mさんと関係している訳ではありませんが、クルド難民の情報としてお知らせいたします)。
 兵役を逃れて日本で難民申請。日本人の女性と結婚し、お子さんもいるのに、1年3ヶ月も収容されています。お子さんの手紙も紹介されています。絶望的な気持ちになり、シャンプーを飲んで自殺を試みたそうです。
 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、2017年にトルコから世界に難民申請した人は2万7千人で、うち、6,742人が難民認定されたとのこと。日本では同年、1,905人が難民申請しましたが、認定はゼロとのこと。

 

週刊金曜日に掲載

週刊金曜日に先日のトークイベントについて短文ですが載せていただきました。ありがとうございます。収容急増の原因が五輪の治安対策であることを明記して下さって、嬉しいです。

難民申請者や日本人と結婚している人を収容することが、なぜ治安対策になるのでしょうか。
見当外れなことは早くやめて、収容所で苦しんでいる人たちを早く解放して欲しいです。

f:id:kurd-m-san:20180701173806j:plain

f:id:kurd-m-san:20180701173742j:plain

「あるデルスィムの物語―クルド文学短編集―」毎日新聞で紹介

「あるデルスィムの物語」が、毎日新聞で紹介されました。
川口のクルド人 第5部/3 アレウィー教徒 宗教的にも差別され /埼玉
毎日新聞2018年6月28日 地方版

故郷遥か:川口のクルド人 第5部/3 アレウィー教徒 宗教的にも差別され /埼玉 - 毎日新聞

 

「あるデルスィムの物語―クルド文学短編集―」

ムラトハン・ムンガン 編/磯部加代子 訳

こちらの書籍は、クルド難民Mさんの支援でお世話になってる出版社「さわらび舎」さんから出版されています。
さわらび舎http://www.sawarabisha.com/

f:id:kurd-m-san:20171217110355j:plain

 

 

写真展7日目・トークイベント

写真展7日目。いよいよ最終日です。トークイベントの開催日でもあります。

f:id:kurd-m-san:20180624163103j:plain

トークイベントには若干の出入りはありましたが30人近くの方にご来場いただきました。多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。
トークイベントでは、クルド人問題、日本の難民問題、入管問題などをスライドを上映しながらMさんと共にお話しさせて頂きました。

f:id:kurd-m-san:20180624160006j:plain


行政書士の熊澤新さんからは、日本の難民認定制度の問題点や、最近の収容急増の背景を、具体的なデータを交えてお話しいただきました。出身国の一般的なイメージで難民性を判断してはいけないことや、母国で拘束や拘禁などの迫害を受けて逃れてきた難民申請者にとって、収容施設に入れられることは非常に過酷である、とのお話しがありました。

f:id:kurd-m-san:20180624162825j:plain


イベント後は、参加者の多くの方がMさんや熊澤さんに話し掛けて下さり、感想や質問、それぞれの方が取り組んでいらっしゃる問題についての意見交換をすることができました。とても充実した時間を持つことができました。
まだまだ知る人が少ない難民問題、収容問題ですが、関心を持ってくださる方は必ずいると感じました。そういった方とつながっていけるよう、これからも活動を続けていこうと思いました。
ご来場誠にありがとうございました!

写真展6日目

写真展6日目です。
 多くの方にご来場頂きました。

f:id:kurd-m-san:20180625124426j:plain


 学校関係の方が多かったです。写真展をごらんになり、うちの学校の文化祭でも展示したい、というお申し出も。
また、ラジオで難民のことを聴き、関心を持って写真展に来て下さった方も。いろいろ質問をして頂けて嬉しかったです。また、原発と同じように、難民に自分のそばには来て欲しくないという思いを抱く人は、一定数いると思うが、来て欲しくないという思いをわざわざ口にすることはないと思う、というご意見も頂きました。
 率直なご意見を頂けて嬉しく思いました。
親子連れて写真展に来られた方も。

f:id:kurd-m-san:20180625124307j:plain

f:id:kurd-m-san:20180625124337j:plain


レフィックさんの写真を一つ一つ、キャプションを読みながら丁寧にご覧になっていました。赤ちゃんが棺に入れられ、運ばれていく写真をお子さんが見て「どうして死んでしまったの?」と驚いた目で見ていました。
 本当にありがとうございました。

f:id:kurd-m-san:20180625124356j:plain


 最終日はいよいよMさんによるトークイベントです。
 行政書士の熊澤さんによる入管や難民問題の解説もあります。写真展会場にて14時から16時です。
どうせぞよろしくお願い致します。

写真展5日目

写真展5日目です。朝早くからいらしてレフィックさんの写真をご覧になっている方が。ありがとうございます。

f:id:kurd-m-san:20180625071232j:plain


そのほか、大学の卒論で収容問題をテーマにしたいという学生さんにもご来場頂きました。収容問題に関心を持って下さってありがとうございます。
 毎日新聞埼玉版と東奥新聞に写真展のお知らせ記事が載ったので展示しました。ありがとうございます。

f:id:kurd-m-san:20180625071302j:plain

f:id:kurd-m-san:20180625071338j:plain

写真展4日目

写真展4日目です。
 品川や牛久で面会活動をなさっているシスターの方がいらっしゃいました。東京新聞をご覧になっていらしたそうです。面会活動をしているものの、なかなか仮放免が出ず、困っているとのことでした。このような写真展を開いてくださり、仮放免が出る方がいるということ知って、とても励まされる思いです、と仰ってくださいました。とても嬉しいお言葉でした。本当にありがとうございます。また、牛久に収容所があることや、中で死亡事故など重大な事故が起きているにもかかわらず、地元の人はそれをほとんど知らないことも問題ではないか、と仰っていました。
新聞記事を展示してあるコーナーをご案内し、最近は入管内の事件に関する報道が飛躍的に増えてきています。それだけ中で起きていることが深刻なのだと思います。なかなか知る人が少ない収容所問題ですが、地道に知らせていくことが大切なんですねと、お話ししました。
以前、チェチェン支援でご一緒した方が来て下さいました。ありがとうございます。

f:id:kurd-m-san:20180625070906j:plain


レフィックさんの新聞記事を貼りました。こちらをご覧頂くと、写真を撮られた背景がよく分り、より一層緊迫感が伝わってきます。ぜひご覧下さい。

f:id:kurd-m-san:20180625070944j:plain

f:id:kurd-m-san:20180625071025j:plain