週刊金曜日に先日のトークイベントについて短文ですが載せていただきました。ありがとうございます。収容急増の原因が五輪の治安対策であることを明記して下さって、嬉しいです。
難民申請者や日本人と結婚している人を収容することが、なぜ治安対策になるのでしょうか。
見当外れなことは早くやめて、収容所で苦しんでいる人たちを早く解放して欲しいです。
「あるデルスィムの物語」が、毎日新聞で紹介されました。
川口のクルド人 第5部/3 アレウィー教徒 宗教的にも差別され /埼玉
毎日新聞2018年6月28日 地方版
故郷遥か:川口のクルド人 第5部/3 アレウィー教徒 宗教的にも差別され /埼玉 - 毎日新聞
「あるデルスィムの物語―クルド文学短編集―」
ムラトハン・ムンガン 編/磯部加代子 訳
こちらの書籍は、クルド難民Mさんの支援でお世話になってる出版社「さわらび舎」さんから出版されています。
さわらび舎http://www.sawarabisha.com/
写真展7日目。いよいよ最終日です。トークイベントの開催日でもあります。
トークイベントには若干の出入りはありましたが30人近くの方にご来場いただきました。多くの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。
トークイベントでは、クルド人問題、日本の難民問題、入管問題などをスライドを上映しながらMさんと共にお話しさせて頂きました。
行政書士の熊澤新さんからは、日本の難民認定制度の問題点や、最近の収容急増の背景を、具体的なデータを交えてお話しいただきました。出身国の一般的なイメージで難民性を判断してはいけないことや、母国で拘束や拘禁などの迫害を受けて逃れてきた難民申請者にとって、収容施設に入れられることは非常に過酷である、とのお話しがありました。
イベント後は、参加者の多くの方がMさんや熊澤さんに話し掛けて下さり、感想や質問、それぞれの方が取り組んでいらっしゃる問題についての意見交換をすることができました。とても充実した時間を持つことができました。
まだまだ知る人が少ない難民問題、収容問題ですが、関心を持ってくださる方は必ずいると感じました。そういった方とつながっていけるよう、これからも活動を続けていこうと思いました。
ご来場誠にありがとうございました!
写真展6日目です。
多くの方にご来場頂きました。
学校関係の方が多かったです。写真展をごらんになり、うちの学校の文化祭でも展示したい、というお申し出も。
また、ラジオで難民のことを聴き、関心を持って写真展に来て下さった方も。いろいろ質問をして頂けて嬉しかったです。また、原発と同じように、難民に自分のそばには来て欲しくないという思いを抱く人は、一定数いると思うが、来て欲しくないという思いをわざわざ口にすることはないと思う、というご意見も頂きました。
率直なご意見を頂けて嬉しく思いました。
親子連れて写真展に来られた方も。
レフィックさんの写真を一つ一つ、キャプションを読みながら丁寧にご覧になっていました。赤ちゃんが棺に入れられ、運ばれていく写真をお子さんが見て「どうして死んでしまったの?」と驚いた目で見ていました。
本当にありがとうございました。
最終日はいよいよMさんによるトークイベントです。
行政書士の熊澤さんによる入管や難民問題の解説もあります。写真展会場にて14時から16時です。
どうせぞよろしくお願い致します。
写真展4日目です。
品川や牛久で面会活動をなさっているシスターの方がいらっしゃいました。東京新聞をご覧になっていらしたそうです。面会活動をしているものの、なかなか仮放免が出ず、困っているとのことでした。このような写真展を開いてくださり、仮放免が出る方がいるということ知って、とても励まされる思いです、と仰ってくださいました。とても嬉しいお言葉でした。本当にありがとうございます。また、牛久に収容所があることや、中で死亡事故など重大な事故が起きているにもかかわらず、地元の人はそれをほとんど知らないことも問題ではないか、と仰っていました。
新聞記事を展示してあるコーナーをご案内し、最近は入管内の事件に関する報道が飛躍的に増えてきています。それだけ中で起きていることが深刻なのだと思います。なかなか知る人が少ない収容所問題ですが、地道に知らせていくことが大切なんですねと、お話ししました。
以前、チェチェン支援でご一緒した方が来て下さいました。ありがとうございます。
レフィックさんの新聞記事を貼りました。こちらをご覧頂くと、写真を撮られた背景がよく分り、より一層緊迫感が伝わってきます。ぜひご覧下さい。
写真展3日目です。
今日、6月20日は世界難民の日です。
今日はどんな方にお越し頂けるでしょうか。
会場に写真展の紹介記事を貼りました。
昼に会場に行くと、年配の女性グループ3~4人ほどが写真を見ていらっしゃいました。ご覧になったあと、皆さんで「日本は難民を受け入れないのよねー」と感想を話していらしたので、そうそう、そうなんですよ、と内心思っていたら、「私が死ぬまで受け入れないで欲しいわー」という言葉が続きました。
・・・。
恐らく難民を助けた方がいいとは思うけど、自分のそばにこられるのは、抵抗がある、ということなのだと思います。
このようなご意見はよく耳にするので、難民支援者としては、こういった方々を説得するための言葉を持たないといけません。
多くの人が難民がどういった人なのか、日本でどうやって暮らしているかを知らないと思われます。
なので、日本には既に多くの難民申請者が来ていること。認定はされないものの、既に長年日本に暮らしていて、日本語も話せ、文化にもなじんでいる人も多いこと、日本人と結婚している人もいること、子どもがいる人は子どもを地域の公立学校に通わせていること、などを知ってもらえばいいのではないかと思いました。
会場に、外国につながる生徒のための進学ガイダンスのチラシを置かせていただきました。在留資格についての相談コーナーもあるそうです。ご興味のある方、ぜひお持ち下さい。
以前、一緒にお仕事をしていた方がご来場されました。
いつもこういった活動を応援して下さり、様々な助言をして下さるのでとても嬉しく思っています。Mさんの在特を求める署名もして下さいました。いつも本当にありがとうございます。
中野でも難民の写真展を開催されているのですが、その写真展をご覧になってから、こちらにおいで下さった方がいらっしゃいました。難民写真展を巡って下さって、本当にありがとうございます。
今日は雨でしたが、だいぶお客様がいらしたようです。
会場にほとんどおりませんが(すみません)、会場に置いてあるMさんの在留特別許可を求める署名には、多くの方がお名前を書いて下さいました。
本当にありがとうございます。
難民を敬遠する方もいらっしゃる一方で、こうして難民について理解してくださり、一緒に日本で暮らすことに賛同して下さる方も必ずいらっしゃいます。
そうした方々と繋がっていくことが大切なのだと、改めて感じました。