クルド人難民Mさんを支援する会 ブログ

日本で難民申請をしているクルド人の難民、Mさんを支援する会のブログです。支援の状況をタイムリーにお知らせします。 支援会本サイトはhttp://chechennews.org/msan/です。

写真展6日目

写真展6日目です。
 多くの方にご来場頂きました。

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 学校関係の方が多かったです。写真展をごらんになり、うちの学校の文化祭でも展示したい、というお申し出も。
また、ラジオで難民のことを聴き、関心を持って写真展に来て下さった方も。いろいろ質問をして頂けて嬉しかったです。また、原発と同じように、難民に自分のそばには来て欲しくないという思いを抱く人は、一定数いると思うが、来て欲しくないという思いをわざわざ口にすることはないと思う、というご意見も頂きました。
 率直なご意見を頂けて嬉しく思いました。
親子連れて写真展に来られた方も。

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レフィックさんの写真を一つ一つ、キャプションを読みながら丁寧にご覧になっていました。赤ちゃんが棺に入れられ、運ばれていく写真をお子さんが見て「どうして死んでしまったの?」と驚いた目で見ていました。
 本当にありがとうございました。

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 最終日はいよいよMさんによるトークイベントです。
 行政書士の熊澤さんによる入管や難民問題の解説もあります。写真展会場にて14時から16時です。
どうせぞよろしくお願い致します。

写真展5日目

写真展5日目です。朝早くからいらしてレフィックさんの写真をご覧になっている方が。ありがとうございます。

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そのほか、大学の卒論で収容問題をテーマにしたいという学生さんにもご来場頂きました。収容問題に関心を持って下さってありがとうございます。
 毎日新聞埼玉版と東奥新聞に写真展のお知らせ記事が載ったので展示しました。ありがとうございます。

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写真展4日目

写真展4日目です。
 品川や牛久で面会活動をなさっているシスターの方がいらっしゃいました。東京新聞をご覧になっていらしたそうです。面会活動をしているものの、なかなか仮放免が出ず、困っているとのことでした。このような写真展を開いてくださり、仮放免が出る方がいるということ知って、とても励まされる思いです、と仰ってくださいました。とても嬉しいお言葉でした。本当にありがとうございます。また、牛久に収容所があることや、中で死亡事故など重大な事故が起きているにもかかわらず、地元の人はそれをほとんど知らないことも問題ではないか、と仰っていました。
新聞記事を展示してあるコーナーをご案内し、最近は入管内の事件に関する報道が飛躍的に増えてきています。それだけ中で起きていることが深刻なのだと思います。なかなか知る人が少ない収容所問題ですが、地道に知らせていくことが大切なんですねと、お話ししました。
以前、チェチェン支援でご一緒した方が来て下さいました。ありがとうございます。

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レフィックさんの新聞記事を貼りました。こちらをご覧頂くと、写真を撮られた背景がよく分り、より一層緊迫感が伝わってきます。ぜひご覧下さい。

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写真展3日目

写真展3日目です。
今日、6月20日世界難民の日です。
今日はどんな方にお越し頂けるでしょうか。
会場に写真展の紹介記事を貼りました。

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昼に会場に行くと、年配の女性グループ3~4人ほどが写真を見ていらっしゃいました。ご覧になったあと、皆さんで「日本は難民を受け入れないのよねー」と感想を話していらしたので、そうそう、そうなんですよ、と内心思っていたら、「私が死ぬまで受け入れないで欲しいわー」という言葉が続きました。

・・・。
恐らく難民を助けた方がいいとは思うけど、自分のそばにこられるのは、抵抗がある、ということなのだと思います。

このようなご意見はよく耳にするので、難民支援者としては、こういった方々を説得するための言葉を持たないといけません。
多くの人が難民がどういった人なのか、日本でどうやって暮らしているかを知らないと思われます。
なので、日本には既に多くの難民申請者が来ていること。認定はされないものの、既に長年日本に暮らしていて、日本語も話せ、文化にもなじんでいる人も多いこと、日本人と結婚している人もいること、子どもがいる人は子どもを地域の公立学校に通わせていること、などを知ってもらえばいいのではないかと思いました。

会場に、外国につながる生徒のための進学ガイダンスのチラシを置かせていただきました。在留資格についての相談コーナーもあるそうです。ご興味のある方、ぜひお持ち下さい。

 

以前、一緒にお仕事をしていた方がご来場されました。
いつもこういった活動を応援して下さり、様々な助言をして下さるのでとても嬉しく思っています。Mさんの在特を求める署名もして下さいました。いつも本当にありがとうございます。

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中野でも難民の写真展を開催されているのですが、その写真展をご覧になってから、こちらにおいで下さった方がいらっしゃいました。難民写真展を巡って下さって、本当にありがとうございます。

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今日は雨でしたが、だいぶお客様がいらしたようです。
会場にほとんどおりませんが(すみません)、会場に置いてあるMさんの在留特別許可を求める署名には、多くの方がお名前を書いて下さいました。
本当にありがとうございます。

難民を敬遠する方もいらっしゃる一方で、こうして難民について理解してくださり、一緒に日本で暮らすことに賛同して下さる方も必ずいらっしゃいます。
そうした方々と繋がっていくことが大切なのだと、改めて感じました。

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写真展2日目

写真展2日目です。

f:id:kurd-m-san:20180620172413j:plain掲示物「収容急増の背景は、東京五輪の「治安対策」」。
これを掲示するために、この写真展を企画したようなものです。
五輪のために、治安を乱しそうな外国人を収容して、強制送還しようとする。しかし、実際に収容しているのは、難民申請者や日本人と結婚している人など、帰れない事情がある人も多く含まれています。もちろん五輪で治安を乱すような人たちでもありません。難民申請者は日本に保護してもらうこと、日本人と結婚している人は配偶者とともに日本で暮らしていくことが願いです。五輪で騒ぎを起こす理由など無いのです。

そういった事情を考慮せずに、在留資格のない単なる「不法滞在者」として収容してしまうから、収容所内で自殺や自殺未遂が多発するのです。
ぜひ多くの方にこの実態を知って頂きたいです。

サラリーマン風のワイシャツ姿の人たちが何人も、コーヒーを片手に写真展をご覧になっていました。珍しい光景です。案内板を見ると上の会議室で航空関係の会議があったようです。
海の向こうで起きていることに、敏感な方々なのでしょう。

じっと写真をご覧になっている方が何人かいらしたので、お声をかけてみました。こういう熱心にご覧になっている方とお話しすると、思わぬ出会いがあるのです。

お一人の方はトルコ関係のニュースをチェックされている方で、レフィックさんの写真は、すごいですね!と話してくださいました。
アナトリア通信などのニュースを読んでも「クルド武装勢力を何人制圧」というような表現が多いので、実際現地でどういったことが行われているのかよく分からなかったが、
レフィックさんの写真を見て、どういうことが現地で行われているかよく分かった。と話してくださいました。
トルコで起きていることは、ストレートにニュースにできないのだと感じました。

話していると、もう1人の女性のお客様が声を掛けてくださいました。いろいろクルド関係の資料を頂けることになり、大変嬉しく思いました。
本当にありがとうございます。

いつも応援してくださる専修大学の先生がご来場されました。本当にありがとうございます。先生は入管前の抗議行動や面会にも参加してくださっていて、 大学教授でいらっしゃるのに、草の根の難民支援活動を温かく見守ってくださる、 理知的でとても優しい先生です。

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難民支援のこと、政治のことなど、いろいろお話しできて、嬉しいひとときでした。

夜、帰り際に会場を除くと、懐かしい友達が。
このあだっちさんは14年前の国連大学前のクルド二家族座り込みの時に知り合った方です。

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お元気そうで何より。座り込み当時の思い出話しに花が咲きました。
誰も活動をまとめる人がいなくて大変だったけど、でも変にまとめなかったから、あれだけいろいろな人が参加して、長く続けられたのかもね、など話しました。あだっちさんは最後まで座り込みに参加していました。
万策尽きて、逃げ出したくなるような状況でも、当事者とともにそこにいられる人は、とても尊敬できると思いました。

写真展をDAYSJAPANでも紹介していただきました。

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多くの方にご来場いただきました。
ありがとうございました!

写真展初日

いよいよ写真展初日です。
中国の留学生の方が6人ほどが見に来てくださいました。
この会館でお掃除のお仕事されている皆さんだそうです。ありがとうございます!
一緒にお仕事されている日本人の職員の方が1枚1枚、写真の説明をしてくださったそうです。本当にありがとうございます!職員の方は、ロヒンギャの少女の涙の写真が心に残ったそうです。心が痛くなる、と、話してくださいました。

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昼休み、レフィックさんの写真をじっと見ている方がいらっしゃいました。こういった戦争や紛争地の写真や映画をよくご覧になっている方だそうです。レフィックさんがこのジズレの街で写真を撮られた状況を説明すると、とても驚いていらっしゃいました。すごい状況下で撮ったのですね!と、感想を言って下さいました。

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この日は上のホールで看護系大学の催しがあったようで、大勢の方がロビーを行き来していました。看護の関係者が多いせいか、「入管収容所での重大事故」(自殺や未遂、医療の問題が多く載っている)の掲示や、クルドの人々が苦しんでいるレフィックさんの写真をご覧になっている方が多くいらっしゃいました。

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職場の方が写真展を見てくださいました。
DAYSの写真賞をご覧になり、いろいろな人がいろいろな地域を撮っているのね!と驚いていらっしゃいました。豪華絢爛なドバイの写真をご覧になって、あそこはすごいわね。バブルなのね!と感想を漏らしていらっしゃいました。

帰り際、すっかり静かになったロビーを通りかかると、じっと写真を見つめているサラリーマン風の方が。
DAYSの写真を一つ一つ時間をかけてご覧になっていました。DAYSの写真の力を感じるときは、こういう時です。写っているものは胸が苦しくなるような辛い写真が多いですが、目が離せなくなる不思議な力があります。知らなくてはならないものを知らせる力が、そうさせているのだと思っていました。
写真展のチラシをお渡しし、日曜日のトークイベントをご案内しました。

クルド人問題と日本の難民問題を解説するものを掲示しています。

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 世界で起きていることと、日本で起きていることがつながっていることを感じていただければ嬉しいです。

多くの方にご来場頂きました。
ありがとうございました!

写真展の搬入

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写真展の搬入です。
東京新聞の方が取材に来て下さいました。ありがとうございます!
今日は3階のホールで都市対抗野球大会組み合わせ抽選会なるものがあったようで、がっちりした体格の高校生や、監督と思しき人、取材に来たと見られるメディアの方がたくさんロビーを通っていきました。とりあえず、昨日作った掲示物「相次ぐ入管収容施設での重大事故」を一番目立つところに貼って、入管で起きていることを伝えました。見てくれる方もけっこういて、嬉しい限りです。

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